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時機相応

時機相応について  時代の中で、この人は、どう生きたか?

兄夫婦と妹との生家暮らし

2024-01-22
俳優・エッセイストの檀ふみさん © 週刊女性PRIME
おひとりさま謳歌中の檀ふみ、兄夫婦と妹との生家暮らし「将来はここをグループホームに」 (msn.com)

 俳優として活躍しながら、エッセイストとしても人気を博す檀ふみさん(69)。美食家でワインにも造詣が深く、着物や茶道にも精通。年を重ねた現在も清楚さと知性にあふれている。

父母の思い出と一緒に兄妹家族と愉しく暮らす

 プライベートでは'15年に母が92歳で他界。父・檀一雄さんは檀さんが21歳のころに亡くなっており、未婚で子どももいない檀さんは“おひとりさま”に。だが、実の兄妹と一緒に暮らし、その生活を愉(たの)しんでいるようだ。

 もともと生家のあった場所に兄夫婦たちと2世帯住宅として家を建て直したのち、檀さんは妹と居住。兄夫婦との家の間も鍵をつけていないそう。兄夫婦のところは子どもも独立し、夫婦ふたりだけ。兄嫁も鍵は面倒だからいらないと言ってくれたとか。

 檀さんも「将来はヘルパーさんに来てもらって、ここをグループホームみたいにするのもいい」と、雑誌で語っていた。

デンマークの新国王と王妃の予想もつかない愛の物語

2024-01-18
デンマークの新国王と王妃の予想もつかない愛の物語 (msn.com)

デンマークが新国王フレデリク10世の戴冠式を迎え、デンマーク王室に注目が集まっている。フレデリクとその妻、オーストラリア生まれのメアリー王妃は結婚して15年以上になる。しかし、2人が実際に出会ったのは20年以上前のことで、王族としてはむしろ型破りな物語を持っている。この予測不可能な結婚を予言していた人物がいたことは言うまでもない!

もっと詳しく知りたい?次のギャラリーをクリックして、フレデリック10世とメアリー王妃の愛の物語をご覧いただこう

「文化の日」の意味や由来とは?

2023-11-04
(c)Shutterstock.com
◆文化勲章の表彰式も文化の日に行われている
文化勲章の制定は広田弘毅内閣の数少ない業績の1つ。首相広田自身の発案で昭和12年の紀元節(2月11日)を期して制定されたものである。
撮影) 天皇陛下から文化勲章を手渡されるプロ野球・巨人元監督の長嶋茂雄さん=皇居・宮殿「松の間」で2021年11月3日午前10時40分、佐々木順一撮影

中島貞夫の世界 日本巨匠目録

2023-07-12
名取裕子のヌードもいとわぬ体当たり演技が話題に ターニングポイントとなった作品「序の舞」(1984年)
体を張った名取裕子 © zakzak 提供

エロスとヤクザ。不本意な路線で突っ走ってきた中島貞夫監督。だが、本心は別にあった。山本周五郎のような時代劇を撮ってみたいと。ようやくめぐってきたのが、名取裕子の初主演による「序の舞」だった。

原作は宮尾登美子。明治期の女性日本画家として名をはせた上村松園がモデルだ。いわば純文学の世界。急行列車から、急に鈍行に乗り換えたようなものだ。

宮尾の作品は、これまで「鬼龍院花子の生涯」(1982年)と「陽暉楼」(83年)が映画化されているので3度目の映画化となる。

しかも名取もそれまでパッとしなかった女優人生だったが、「映画情報」84年1月号によれば「遅れてきたユーコがこの映画でようやく女優開眼の好機到来」と書いている。中島も名取もやっと宝物を手に入れたといえるだろう。


名取は青学在学中にカネボウの「ミス・サラダガールコンテスト」で準優勝し芸能界入りしている。ちなみにその時の優勝者は古手川祐子だった。

名取は本作でヌードもいとわない体当たり演技を披露し、話題になった。この後「吉原炎上」(87年)でも裸の演技でファンを魅了しているから、いわばターニングポイントといってもいい。

東映としては最初、佐久間良子主演、蔵原惟繕監督を予定していたが、蔵原は「南極物語」のキャンペーンで忙しいと断ってきた。そこで中島にお鉢が回ってきた。

ヒロインの津也の青年期は田中裕子にオファーしたが断られたので、同じ裕子ということで名取の名が挙がったという。小林綾子は「おしん」のヒットで引っ張りだこ。各社の争奪戦が起こっていたが、東映の所属とあってすんなり決まった。

中島は監督に決まると「場違いという感じはするが、女性を描きたくて映画界に入ったので、この映画と心中するつもりでがんばりたい」と当時のインタビューで答えている。

映画化には上村松園の息子、松篁は前向きだったが、孫が反対していたという。日下部五朗が「シネマの極道 映画プロデューサー一代」(新潮社)で明かしている。ところが孫娘の夫が当時の国税庁長官の福田幸弘という大物官僚。彼は大の映画好きとあって、急転直下、承諾が取れてめでたしめでたしとなった。 (望月苑巳)

■中島貞夫(なかじま・さだお) 映画監督。1934年8月8日生まれ、千葉県出身。東京都立日比谷高校、東京大学文学部を経て、59年に東映入社。助監督時代はマキノ雅弘、沢島忠、田坂具隆、今井正らに師事する。64年、「くノ一忍法」で監督デビュー。2023年6月11日、88歳で死去。

大分県で初の女性首長 元厚労省官僚の椋野氏が日田市長選で初当選

2023-07-09
大分県日田市長選で初当選を決め、支持者から贈られた花束を掲げる椋野美智子氏=2023年7月9日午後10時13分、大分県日田市若宮町、白石昌幸撮影 © 朝日新聞社
朝日新聞社 によるストーリー

大分県日田市長選は9日に投開票され、無所属新顔で元厚生労働省官僚の椋野美智子氏(67)が、現職の原田啓介氏(64)と新顔で元市議の佐藤功氏(68)を破って初当選を果たした。
椋野氏は大分県内で初の女性首長となる。
当日有権者数は5万1561人。投票率は58・1%(前回64・66%)で過去最低だった。
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