大谷派の作法
作法について
仏花の立て方
2020-05-30
立体感のある仏花の立て方【坊守さん方の仏花学習会からコツをご紹介(岡崎別院)】
https://jodo-shinshu.info/2017/08/07/10309/
岡崎別院の仏花学習会から立花のコツをご紹介
岡崎別院を会場に、京都教区の山城第1組、山城第2組の坊守さんが中心となり仏花学習会「はちす会」を開催しています。
はちす会では、毎月1回、それぞれが花瓶を持ち寄り、各お寺の本堂に荘厳する仏花の立て方を学んでいます。
会の講師は、大阪の「佛華研究会 ちいちの華」の方々が担当されています。
同会では、仏花を立てる際、前方だけではなく横や後ろから見ても美しい立体感のある仏花を意識しながら学びを深めておられます。
今回は、岡崎別院、はちす会、ちいちの華にご協力いただき、はちす会の学習内容である仏花の立て方を動画でご紹介します。
各お寺で仏花を立てる際にお役立てください。
協力:岡崎別院・はちす会・ちいちの華/企画・制作:しんらん交流館
仏花の花材について
2020-05-23
Facebook ちいちの華 松井 聰先生のコメント
【満中陰法要の仏華④】
アセビの真。
馬酔木は毒があるので、馬が葉を食べるとヨロヨロと酔ったようになるという由来です。
"毒のあるものを仏華に使ってもよいのか"、という議論が起こることがあります。
馬酔木は良くて彼岸花はダメ、それなら樒もダメだろう、ボケは良くてバラはダメとか、ウメモドキは良くてツルモドキはダメ、エニシダは臭いからダメ、等々その線引きが非常にあいまいです。結局のところそんな区別をせず何でも使っています。
ただ猛毒(夾竹桃・彼岸花など)・折れば乳液の出るもの(他の花材を痛めます)は避けた方が無難でしょう。
見越しにリアトリス、正真前に白のシャクヤク、副えにムシカリ、控と流枝にヒバ、請けにドラセナ、胴に馬酔木とマリーゴールド(黄)などの色花、前置きにナルコ(マツイ作/文)
アセビの真。
馬酔木は毒があるので、馬が葉を食べるとヨロヨロと酔ったようになるという由来です。
"毒のあるものを仏華に使ってもよいのか"、という議論が起こることがあります。
馬酔木は良くて彼岸花はダメ、それなら樒もダメだろう、ボケは良くてバラはダメとか、ウメモドキは良くてツルモドキはダメ、エニシダは臭いからダメ、等々その線引きが非常にあいまいです。結局のところそんな区別をせず何でも使っています。
ただ猛毒(夾竹桃・彼岸花など)・折れば乳液の出るもの(他の花材を痛めます)は避けた方が無難でしょう。
見越しにリアトリス、正真前に白のシャクヤク、副えにムシカリ、控と流枝にヒバ、請けにドラセナ、胴に馬酔木とマリーゴールド(黄)などの色花、前置きにナルコ(マツイ作/文)
中陰の仏花
2020-05-23
Facebook ちいちの華 松井 聰先生のコメント
【満中陰法要の仏華①】
ご門徒様の満中陰を寺院で行われる場合の例です。
尊前に打敷を掛けられる場合は派手な色を控えるのですから、仏華も派手な花、赤やオレンジ、鮮やかな青色は控えて、白・黄・紫を交ぜたものが良いでしょう。
写真は中尊用でムシカリの真です。
野草でオオカメノキとも言います。白のアジサイに似た花を咲かせます。
割と長持ちします、値段は高めです(1本300円以上するでしょう)。
見越しにリアトリス、正真前に菖蒲、副えに蘇鉄、控にハラン、前置きにナルコ、流枝にタニワタリ、請けにドラセナ、胴に馬酔木と白のシャクヤク、マリーゴールド(黄)などの色花(マツイ作/文)
ご門徒様の満中陰を寺院で行われる場合の例です。
尊前に打敷を掛けられる場合は派手な色を控えるのですから、仏華も派手な花、赤やオレンジ、鮮やかな青色は控えて、白・黄・紫を交ぜたものが良いでしょう。
写真は中尊用でムシカリの真です。
野草でオオカメノキとも言います。白のアジサイに似た花を咲かせます。
割と長持ちします、値段は高めです(1本300円以上するでしょう)。
見越しにリアトリス、正真前に菖蒲、副えに蘇鉄、控にハラン、前置きにナルコ、流枝にタニワタリ、請けにドラセナ、胴に馬酔木と白のシャクヤク、マリーゴールド(黄)などの色花(マツイ作/文)