大谷派の荘厳
大谷派のお荘厳について
真宗大谷派勤行集
2018-07-03
・宗祖親鸞聖人700回御遠忌法要が盛儀円成した後の昭和40年に、「赤本」と呼ばれる勤行集が発行されました。
当山では、13世が昭和42年5月に命終いたしました。
これを受けて、7月に14世が住職となり、8月には15世が得度をいたしました。
ということで、その披露記念品として、当山では、この勤行集を、ご門徒の皆様に、お渡しいたしました。
・爾来50年余りを経て、15世三男の心が得度いたしましたことを記念して増補版である「青本」を、皆様に、お渡しいたしました。
「青本」には、宗祖の和讃がほほ網羅されいます。
当山では、朝のお勤めの際に、この和讃を「回り口」によって上げることをお勧めしています。
当山では、朝のお勤めの際に、この和讃を「回り口」によって上げることをお勧めしています。
また、14世住職命終以来、月忌・法事をお勤めの皆様には、住職が作成した「回り口表」(毎月単位)を、お渡しして今日に至っています。
幔幕(まんまく)
2018-07-03
仏旗、幟
2018-07-03
- Q. 仏旗とはなんですか?
- A. 仏教徒が、仏教を開かれたお釈迦さま(仏陀)の教えを守り、仏の道を歩んでいく時の大いなる旗印となるものです。
- Q. いつ定められたのですか?
- A. かねてより多くの仏教国で掲げられていましたが、世界仏教徒連盟(WFB)が結成され、スリランカでの第一回世界仏教徒会議が開かれた1950年に、正式に「国際仏旗」として採択されました。さらに1954年、永平寺で開かれた第二回全日本仏教徒会議でも決められました。
- Q. 仏旗の色形にはどういう意味があるのですか?
- A. 仏陀がそのすぐれた力をはたらかせる時、仏陀の体から青、黄、赤、白、樺及び輝きの六色の光を放つと『小部経典』というお経の中の「無礙解道」の項に説かれていることからこれらの色が使われています。このため仏旗は「六色仏旗」とも呼ばれています。
- また、次のようにも理解されています。。
- 青は仏さまの髪の毛の色で、心乱さす力強く生き抜く力「定根(じょうこん)」を表します。
- 黄は燦然と輝く仏さまの身体で、豊かな姿で確固とした揺るぎない性質「金剛(こんごう)」を表します。
- 赤は仏さまの情熱ほとばしる血液の色で、大いなる慈悲の心で人々を救済することが止まることのない働き「精進(しょうじん)」を表します。
- 白は仏さまの説法される歯の色を表し、清純なお心で諸々の悪業や煩悩の苦しみを清める「清浄(しょうじょう)」を表します。
- 樺は仏さまの聖なる身体を包む袈裟の色で、あらゆる侮辱や迫害、誘惑などによく耐えて怒らぬ「忍辱(にんにく)」をあらわします。インド、タイ、ビルマ等のお坊さんがこの色の袈裟を身につけています。
- この縦と横に重なり合う五色で表される仏さまのお姿と教えが、仏の道を進む私たちを励まして下さっているのです。
- Q. 仏旗のデザインと色の目安について教えてください
- A. デザインと色についての、目安は次の通りです。デザインは縦に6本の同じ幅で左から青・黄・赤・白・樺で、一番右の列は上から青・黄・赤・白・樺です。ただし、縦の樺色と横の樺色の間には区切りがなく、英語のL字型で表示されます。