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大谷派教団の動き

真宗大谷派宗政の動きについて

22日(金)まで「おてらおやつクラブin東本願寺」を実施しています

2022-04-04
【真宗本廟「春の法要」写真日記4/4】 
1日から始まった「春の法要」も最終日を迎えました
春の法要は本日最終日となりますが、
22日(金)まで「おてらおやつクラブin東本願寺」を実施しています
みなさまからの「おそなえ」を真宗本廟内の御本尊に「おそなえ」し経済的に困難な状況にあるご家庭や支援を必要とする子どもたちに「おすそわけ」する取り組みです。
この取り組みは今年で4年目を迎えています。これまでに約350㎏のお米、缶詰などの食品や、生活用品などが届いています。
22日まで受けつけておりますので、皆様のご協力をお願いいたします。
また、東本願寺出版では28日(木)まで「春のオンラインブックフェア」を実施中です
インターネットでのお申込みに限り約30点の書籍を定価の半額で販売!また、2,000円以上お買い上げで配送料無料です。
この機会にぜひお買い求めください。
★おてらおやつクラブへのお問い合わせ 
真宗大谷派青少幼年センター 
TEL:075-354-3440(平日9:00~17:00) 
MAIL:oyc@higashihonganji.or.jp 

★東本願寺出版ブックフェア については

3月30日付けで一部参務の交代がありましたのでお知らせします。

2022-03-30
九州教区 日豊支部から参務が誕生いたしました。

Facebook 真宗大谷派(東本願寺)さん曰く


このたび、3月30日付けで一部参務の交代がありましたのでお知らせします。
詳しくはこちらをご覧ください。
【写真】
新しく参務に就任した那須参務(後列中央)、長峯参務(後列右側)
HP真宗大谷派(東本願寺)より

2022年3月30日付にて、参務の一部交代がありましたので、下記のとおりお知らせします。

 

≪退任した参務≫

望月 慶子(もちづき けいこ) 

【山陽教区 第6組 浄泉寺坊守/宗議会議員】

 

齊藤 法顕(さいとう のりあき) 

【九州教区 鹿児島組 明信寺住職/宗議会議員】

 

 

≪就任した参務≫

那須 信純(なす しんじゅん)

【東京教区 栃木組 慈願寺住職/宗議会議員】

 

長峯 顕教 (ながみね あきのり)

【九州教区 大分東組 西福寺住職/宗議会議員】

 

●木越内局宗務執行体制(2022.3.30現在)

改造前内局
 前列左から望月参務、大谷暢裕門首、木越宗務総長 後列左から齊藤参務、酒井参務、古賀参務、尾畑参務

2021.10.21

去る10月15日の宗議会(臨時会)及び参議会(臨時会)において宗務総長の指名を受けた木越渉氏が、同日付で門首の認証を受け、宗務総長に就任しました。

また、本日(10月21日)付で5名の参務が任命され新内局が発足しましたので、下記のとおりお知らせいたします。

 

 

宗務総長  木越  渉(きごし わたる) 

      【金沢教区 第11組 光專寺住職/宗議会議員】

 

参  務  望月 慶子(もちづき けいこ) 

      【山陽教区 第6組 浄泉寺坊守/宗議会議員】

 

参  務  齊藤 法顕(さいとう のりあき) 

      【九州教区 鹿児島組 明信寺住職/宗議会議員】

 

参  務  酒井  良(さかい ひさし) 

      【岡崎教区 高岡組 西雲寺住職/宗議会議員】

 

参  務  古賀 堅志(こが けんし) 

      【九州教区 大牟田三池組 浄泉寺住職/宗議会議員】

 

参  務  尾畑 英和(おばた ひでかず)

      【岐阜高山教区 第5組 正壽寺住職/宗議会議員】

「あらゆる差別なくす」東西本願寺が声明 水平社創立100年に

2022-03-04
全国水平社の創立=「人の世に熱あれ、人間に光あれ」(部落解放運動の歴史)
シリーズ映像でみる人権の歴史(第7巻) 水平社を立ちあげた人々 ―人間は尊敬すべきものだ―
全国水平社創立発起者集合写真 後列左から、米田富、駒井喜作、西光万吉 前列左から、平野小剣、南梅吉、阪本清一郎、桜田規矩三 水平社博物館提供
© 毎日新聞 提供 全国水平社の創立大会で採択された「決議」(左)。3番目に東西本願寺への対応が書かれている=崇仁自治連合会所蔵、中山和弘さん撮影
毎日新聞 2022/03/04 11:44

部落差別の解消を目指した「全国水平社」が京都で創立されてから100年となった3日、京都に本山を置く浄土真宗本願寺派(本山・西本願寺)と真宗大谷派(本山・東本願寺)が、あらゆる差別をなくし、人間一人一人が尊重される社会に向けて取り組むとする声明をそれぞれ出した。浄土真宗は念仏の下、全ての人は等しく「同朋(どうぼう)(仲間)」であると説いた親鸞を宗祖とし、被差別部落の人々から信仰を集めたが、差別は教団内にもさまざまな形であった。多くの門徒が教団への怒りを込めて水平社運動に加わった、歴史に立ち返っての誓いでもある。

 声明で、本願寺派は「親鸞聖人の同朋精神に立ち還ってほしいとの水平社の解放への願いに、当時の教団が十分に応えることができなかったことを重く受け止めたい」、大谷派は「(水平社の)歴史の重さは、私どもにとって誠に慚愧(ざんき)すべき年月であると受け止める」と、1世紀を振り返った。

 被差別部落の人々自身が立ち上がり、1922年3月3日に結成された水平社は、創立と同時に両教団の差別構造を追及した。「人の世に熱あれ、人間に光あれ」の文言で名高い「水平社宣言」とともに採択された、具体的な行動を示す「決議」の一つは「東西両本願寺への意見聴取に基づいた行動をとる」。寺が本山に納めるべき「募財」や、「解放の精神を麻痺(まひ)せしむるが如(ごと)き一切の教化運動」の拒否を打ち出した。

 被差別部落の寺の多くは浄土真宗寺院とされ、更にその多くが本願寺派とされる。水平社の中心人物で、宣言を起草した西光(さいこう)万吉(1895~1970年)は、現在の奈良県御所市の本願寺派寺院に生まれ育った僧侶。江戸時代から、被差別部落の寺院は他の寺院と異なる制度下に置かれて差別されており、教団に対する行動は「親鸞の教えを見失っている」という内部からの痛切な告発でもあった。

 一方で僧侶による差別もあり、被差別部落の人をおとしめる発言や、「身元調査」に応じるといったことが繰り返されてきた。教団は批判から目を背けず自らを省みて、90年代までに、かつて差別法名を与えていた実態などを明らかにしている。

 大谷派は「あらゆる差別からの真の人間解放を願い、これからも不断の取り組みを継続していく」、本願寺派は「差別・被差別からの解放を目指して、真摯(しんし)に取り組んでいく」と締めくくっている。【南陽子】

差別のない社会へ 部落解放運動の原点確認 水平社100年記念集会

部落解放運動の原点となった全国水平社の創立から100年を迎えた3日、京都市で記念集会があった。約1000人が参加。先人の思いを受け継ぎ、差別のない社会の実現へ取り組む決意を新たにした。

 集会は、水平社運動を受け継ぐ部落解放同盟中央本部が主催。「人の世に熱あれ、人間に光あれ」とうたい、差別からの解放と人間の尊厳の尊重を求めた「水平社宣言」が朗読された。同本部の組坂繁之執行委員長はあいさつで「宣言が運動の原点であることを胸に刻まなくてはいけない」と述べた。ロシアのウクライナ侵攻にも触れ、「平和なくして人権なし。戦争反対の声を上げ、部落差別がなくなるまで闘う」と訴えた。

解放同盟の今後の決意として、差別禁止法や人権侵害救済制度の整備、インターネット上の差別と闘うことが表明された。100年を記念して製作された映画「破戒」(7月に公開)も上映された。差別に悩む主役を演じた俳優の間宮祥太朗さんが舞台あいさつし、「(差別は)普遍的テーマ。心を込めて演じた」と語った。

 水平社は1922年3月3日、部落差別に苦しめられていた当事者が結成。京都市で創立大会を開き、国内初の人権宣言とされる水平社宣言を採択した。【野口由紀】


部落解放運動の原点「全国水平社」創立100周年 被差別部落だけでなくマイノリティ全般の人権確立を
水平社宣言を朗読する峰蘭太郎さん=京都市左京区で2022年3月3日午後1時4分、北村隆夫撮影

部落解放運動の原点とされる全国水平社の創立から100年を迎え、京都で集会が開かれました。 「人の世に熱あれ、人間に光あれ」 集会で読み上げられたのは日本初の人権宣言と呼ばれる1922年の「水平社宣言」です。 全国水平社は被差別部落の人々が差別の撤廃を目指して作ったもので、100周年となる3日、創立の地である京都市で集会が開かれました。 【部落解放同盟・組坂繁之中央執行委員長】 「依然として部落差別はなくなっていないなくなるまでは、私たちは闘わなくてはなりません」 差別や偏見と闘い続けるとともに、被差別部落だけでなくマイノリティ全般の人権確立に向け、法制度を実現させる決意の表明も行われました。

関西テレビ

水平社100年で記念集会
https://youtu.be/86A426KAk8I

身分差別のない平等な社会を求めて被差別部落の人々が立ち上がった「全国水平社」の創立から3日で100年を迎えた。
後継団体の「部落解放同盟」が同日、京都市で記念集会を開いた。

【焦点】教区巡回で内局案批判噴出 

2022-02-10
内局巡回では厳しい意見が相次いだ(1月17日、大垣教区
大谷派、揺らぐ教団運営の規律 策定手続きを問題視 「議会に説明なく独断専行」
『中外日報』2022年2月10日 09時04分 

真宗大谷派で行財政改革の素案「内局案」に対する意見を聴取する内局巡回が昨年12月6日から今年1月31日まで全国25教区で開かれたが、内局案の内容の評価以前に同案が宗・参両議会等での議論を経ずに内局主導で策定された経緯を強く問題視する意見が各教区で目立った。「内局の独断専行」「やり方が幼い」「物事がなし崩し的に決まってしまう」。定石とは異なる手順で改革を推進しようとする宗務当局に対する宗内の不信感は強烈で、教団運営の規律が厳しく問われる深刻な事態になっている。

宗務総長より新年の挨拶

2022-01-01
HP真宗大谷派 東本願寺より
─年頭の挨拶─   親鸞に帰れ 宗務総長 木越 渉

新年を迎え、仏祖の御前で身を正し、新たな年を歩み始められたことと拝察します。

 

 未だ収束の見えない新型コロナウイルス感染症によって、お亡くなりになられた方々とそのご家族に、衷心よりお悔やみ申し上げます。そして、約二年に亘り医療の最前線でご尽力いただいている従事者の皆様に、心よりの敬意と感謝を申し上げます。

 

 本年は、「人の世に熱あれ、人間に光あれ」と宣言された、全国水平社(現 部落解放同盟)が創立されて百年の年に当たります。水平社の創立以来、宗門は多くの指摘や糾弾を受けてまいりました。

 それは、親鸞聖人を宗祖といただいている私たちにとって、「同朋」ということの内実が厳しく問われるとともに、「親鸞に帰れ」という呼びかけでもありました。親鸞聖人の教えをいただく私たちにとって、正に信心が問われてきた歴史でもあります。

 

  いし・かわら・つぶてのごとくなるわれらなり

                       (「唯信鈔文意」『真宗聖典』五五三頁)

 

 群生である「われら」という言葉の中に、御同朋御同行としてあらゆる人々と共に生きていく道を歩むにあたっての親鸞聖人の根源的な眼(立脚地)がうかがえます。そして、「いし・かわら・つぶてのごとくなるわれら」という自覚の信心は、立教開宗の大切な視座と言えます。

 それは、宗祖の晩年のお姿を描いた「安城御影(あんじょうのごえい)」からもうかがえます。生き物を狩ることを生業とし、屠沽の下類と蔑まれてきた人々と共に生きられたお姿が、装束や法具からうかがうことができます。

 このように、根源的な課題を明らかにしてくださっている宗祖の教えと姿に照らされ、共に生き合う世界(同朋社会)の実現を願い、今から六十年前に興されたのが「同朋会運動」です。

 この運動を展開していく中で、宗門が潜在的に抱える様々な差別体質が露わになりました。爾来、運動の願いを基底として、部落差別をはじめとする様々な問題を一人ひとりの信心の課題として歩んでまいりました。

 人類に捧げることを願いとする宗門にとって、差別をする人・差別をされた人が共に解放されていくことなくして、「同朋社会の顕現」に努めることを社会的使命として歩む運動の推進はあり得ません。

 

 二〇二三年にお迎えする宗祖親鸞聖人御誕生八百五十年・立教開宗八百年慶讃法要は、宗祖が出遇い歩まれた念仏の教えを私自身がいただく御仏事であります。そして、差別社会を作り出している私たちの無慚無愧なる相をあらためて確認する法要でもあることを忘れてはなりません。

 慶讃テーマ「南無阿弥陀仏 人と生まれたことの意味をたずねていこう」という人間への問い、根源的な呼びかけに向き合い、生活をあげて共に本願念仏の正信に立ってまいりたいと願うことであります。

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