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鉄の友

最新情報

特急サザン、6月4日から「なつかしの緑色」に 南海電鉄

2025-05-31
復元塗装される緑色時代の10000系車両=南海電鉄提供

南海電鉄は6月4日から、創業140周年を記念して「なつかしの緑色」の復元塗装をした特急サザン(10000系車両)の運行を開始する。緑と白のツートンカラーで、サザンが運行開始した1985年から92年まで施されていたデザインという。

 運行するのは指定席車両1編成(4両)で区間は難波―和歌山港。期間は現在計画中の新型車両導入までで、具体的には未定となっている。緑はプロ野球・南海ホークスのチームカラーで、創業130周年の際にも復元塗装をして好評だった。

 自由席車両などで使われる7100系も昨年8月から復元塗装をしており、連結する場合に8両全て緑色のサザンを見ることができる。運行ダイヤの問い合わせは6月中に限り、同社コールセンター(050・3090・2608)で受け付ける。【安西李姫】

“運用終了”後も活躍?減少する“交直流機の完成形”「EF81」のいま

2025-05-24
EF81形 2025年04月18日撮影 © レイルラボ

1968年に登場したEF81形。直流・交流50Hz・交流60Hzの3電源に対応し、交流・直流区間を直通する運用に投入可能な「交直流機関車の完成形」として開発され、現在もJR東日本とJR貨物に在籍しています。しかし、2025年3月をもってJR貨物では定期運用を終了。JR東日本でも廃車が進み、その数を減らしつつあります。今回は、ダイヤ改正からおよそ2か月が経過した、各社のEF81の現状をご紹介します。

【JR貨物】

2025年3月をもって定期運用を終了した、JR貨物のEF81。2025年4月時点では、8機が門司機関区に在籍しています。定期運用は終了しましたが、門司区のEF81はその後も定期貨物列車の代走などを担当。特に「銀釜」の愛称で親しまれている「EF81 303」が、その人気を受けてか複数回投入。「銀釜」は4月18日にも、北海道新幹線用「150mレール」輸送列車の初便を担当するなどの活躍を見せています。その一方で「銀釜」以外の在籍車両である400番台・450番台の7両に関しては、3月30日に「EF81 451」が、5月10日と11日に「EF81 455」が使用された以外には、一切運用されていません。「銀釜」の活躍とは対照的に、稼働する機会が少ないことから廃車が開始される可能性もあり、今後の動向が注目されます。

【JR東日本】

JR東日本には、2025年4月時点で尾久車両センターと新潟車両センターにそれぞれ4機の合計8機が在籍。甲種輸送や廃車回送のほか、撮影会の被写体としても活躍。また、尾久区に関しては団体臨時列車「カシオペア紀行」の牽引も担当。お召し塗装に復刻された「EF81 81」や、往年のジョイフルトレイン「スーパーエクスプレスレインボー」に合わせた塗装を保つ「EF81 95」、側面にシルバーの流星マークが入った北斗星牽引機仕様の「EF81 80」などがカシオペアの先頭で活躍しています。現在は定期的に稼働していますが、2025年5月には甲種輸送などで活躍した新潟車両センター所属の「EF81 97」「EF81 141」が秋田へ廃車回送。また3月以降には、カシオペア紀行が6月をもって引退するとの報道も。カシオペア紀行の運用終了に合わせ、尾久・新潟を問わずEF81の廃車が急速に進む可能性もあり、今後に注視する必要がありそうです。

特急やくもの新型車両「273系」が2025年ブルーリボン賞を受賞

2025-05-22
特急やくもの新型車両「273系」が2025年ブルーリボン賞を受賞 © 鉄道チャンネル

鉄道友の会は22日、2025年ブルーリボン賞(最優秀車両)を発表。JR西日本の「273系」が受賞しました。

273系は伯備線特急「やくも」用の新型車両として2024年4月にデビュー。国鉄時代から活躍してきた381系の後継として開発され、高精度な位置認識と応答性を向上させた振子制御装置により、大幅に乗り心地が改善されました。デザインは株式会社イチバンセン(川西康之さん)と近畿車輛株式会社デザイン室が監修しています。

【参考】ブロンズの車体が印象的な特急「やくも」の新型車両「273系」お披露目 新しい振り子で乗り心地を改善

https://tetsudo-ch.com/12916179.html

【音鉄♪】JR西日本新型特急273系やくも日立フルSiC-VVVFサウンド
【実際どうなの⁉︎】"祝デビュー1周年を迎えた"特急「やくも」273系に乗ると...

東京のど真ん中で1両編成の鉄道がいまだ現役な理由

2025-05-13
【歴史】【目白】【解説】【早稲田】【黒川紀章】【都営バス】【荒川線】【東京さくらトラム】

Facebook 乗り物のページ一/管理i人は当山住職、除くスーツ 交通 / Suit Train

【アーカイブス編】思い出の鉄路

「冷凍みかん」

2023-07-11
facebook 木村 昌仁さん曰く
大洋漁業(現・マルハ)と鉄道弘済会(現・キオスク)の共同開発で製造されました。
「冷凍みかん」は、元々夏場には暖かくなってしまうため、冬から春頃にしか販売されていなかった蜜柑を通年販売できる商品にしようという考えから発案され、大洋漁業(現・マルハ)と鉄道弘済会(現・キオスク)の共同開発で製造されました
収穫した蜜柑をそのまま夏まで冷凍することにし、昭和30年(1955)から小田原駅のキヨスクで販売するようになったのが始まりと言われています。昭和30年代から40年代が出荷のピーク(昭和39年当時は1000万個)となり、学校給食の人気デザートとしての立場を不動のものとしました。一方でアイスクリームなど他の食品との競合や、車両への冷房装置搭載が進んだこともあり、店舗での売り上げは減少していきました。

夜行列車

2023-06-14
【14系白帯】夜行急行八甲田号【上野発青森行き】
夜行列車上野発(1993年)
【平成元年12/6収録!】日本縦断 夜行列車の旅

1967年 3月 15日 東北本線 一戸機関区で。

2023-03-01
facebook石川進さん曰く、 そろそろシーズンオフか? 単線用ラッセル車 キ178 がぽつんと留置されていました。

阿蘇観光、消えゆく「昭和」

2022-11-19
facebook西日本新聞meさん曰く、〈思い出のある方、多いのでは…〉
仙酔峡ロープウエーの2駅舎解体
阿蘇山の火口見学が約1年ぶりに再開され活況を取り戻す陰で、かつて火山観光の一翼を担った施設の遺構が静かに姿を消しました。
 旧仙酔峡ロープウエーの「仙酔峡」と「火口東」の二つの駅舎。ロープウエー開通は1964年。両駅間(約1・5キロ)を9分で結び、当時は「東洋一のロープウエー」と呼ばれました。
facebook西日本新聞meさん曰く

鉄道開通の日

2022-10-07

鉄道博物館さん曰く


現在当館2階・スペシャルギャラリーでは、
鉄道開業に関する資料を約30点集めた
「珠玉の秘蔵資料特別公開」を開催しています。

 写真は1872(明治5)年10月14日(旧暦9月12日)の新橋~横浜間の鉄道開業式当日に新橋駅頭に掲げられた約3.6メートルもある大きな幟(のぼり)「祝汽鑵車全通(しゅくきかんしゃぜんつう)」です。

 作者は明治政府の高官であり、書家としても知られ、明治の三筆の一人と称された巖谷一六(いわやいちろく)です。
「一六」は書家としての号で、本名は「修(しゅう)」と言いました。

 鉄道開業式当日、明治天皇をはじめ政府高官らが乗車した特別列車が新橋~横浜間を往復しました。この時機関車にけん引された客車は第1車から第9車まで全部で9両あり、各車両に乗車した人物の肩書と氏名を記した席次表「列立次第((れつりつしだい)」が残されています。
 それを見ると、第3車に明治天皇や井上勝らが、第4車に大隈重信や西郷隆盛らが、そして第6車には「巖谷少内史」の記載があり、巖谷も乗車していたことがわかります。

 巖谷が書いたこの幟は、その後福井県永平寺に所蔵されていたのを神田区(現東京都千代田区)の篤志家が入手し、1940(昭和15)年に鉄道大臣・小川郷太郎を通じて万世橋の鉄道博物館(初代)に寄贈されました。やがて戦後の交通博物館を経て当館へ移管されました。

 この幟をはじめ鉄道開業に関する資料を集めた「珠玉の秘蔵資料特別公開」を開催しています。鉄道開業150年のこの機会にぜひご覧ください。

※「鉄道開業」をテーマとした展示は10月17日(月)まで
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