仏教の食事(しきじ)としての “”お斎“”
真宗大谷派のお斎の原風景を紹介いたします。
お斎とき(精進料理)について
浄土真宗では、年忌法要や報恩講などの仏事の際に、人々が集って、米や野菜などを持ち寄って調理していただいた食事のことを「お斎」と呼んで親しんできました。
東本願寺では、日ごろの生活のなかで忘れがちな、食事をいただくことの意味をあらためて思いかえし、仏法に遇う尊さにふれていただけることを願い、お斎をご用意しております。
ご参拝の際には、ぜひお斎もお召し上がりください。
真宗本廟(東本願寺)では、通常非公開の建物でお斎(精進料理)をお召し上がりいただけます。
このたび、近年の物価高騰などの事由により、お斎の冥加金を2023年10月1日より大人1人3,000円から4,000円に改定いたします。
子どもお斎(3歳から8歳くらいまで、1人1,000円)の冥加金の変更はありません。
東本願寺へのご参拝の折には、ぜひお斎をお召し上がりください。
お斎エトセトラ
春の渉成園と粥膳2025年春
期間 | 4月1日 (火) ~ 4月5日 (土) |
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時間 |
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会場 | 渉成園 (枳殻邸) 閬風亭 (ろうふうてい) |
冥加金 | お一人2,500円 (当日、受付にてお納めください) |
内容 | 菜の花粥・野菜炊き・大豆煮・香の物・菓子 |
申込方法 | 【団体参拝】3月7日(金)まで 【粥膳のみ】希望日の前日16時まで ※定員になり次第締め切ります。 |
お問い合わせ | 本廟部参拝接待所 TEL:075-371-9210 |
特記事項 | 予約日の前日16時以降の人数変更及びキャンセルはできませんのでご了承ください。 |
真宗本廟の報恩講お斎/ 昼食・精進料理
報恩講の「お斎」は、全国各所より御同朋が食材を持ち寄り、宗祖のご遺徳を偲びつつ、厳粛にいただく仏事として永く執り行われてきました。
本年も、お申し込みいただきました皆さまに、一膳のお斎から浄土真宗の歴史を味わっていただくことを願いとし開催します。
- 期間
- 11月22日(金)~28日(木)
時間
22日(金) | 23日(土) | 24日(日) | 25日(月) | 26日(火) | 27日(水) | 28日(木) | |
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1回目 | 11:40 | 11:40 | 11:40 | ー | 11:40 | 11:40 | ー |
2回目 | 12:40 | 12:40 | 12:40 | 12:10 | 12:40 | 12:40 | 12:40 |
※25・28日は2回目のみとなります。
- 定員
- 各回120名(全席椅子席)
- 場所
- 大寝殿または表小書院
- 冥加金
- 4,500円(当日券同額)
- 申込方法
以下のいずれかの方法にて、お申込みください。
- 法要への参拝とあわせた申込
- お斎のみの申込
お電話の場合は、本廟部・参拝接待所(075-371-9210)までご連絡ください。
西本願寺 御正忌報恩講法要 お斎
仏教では『食事』と呼ばれる、午前10時から正午までの間に食事をする習わしがあり、このときの料理を『斎』といいます。
本願寺では、御正忌報恩講法要をお勤めする期間、通常非公開の国宝 書院(鴻之間)にて、おおむね江戸時代から変わらぬ食材を用いた伝統の精進料理を、朱塗りの什器やお膳で召しあがっていただきます。
1月10日から15日まで、日中法要終了後にこのお斎のご接待をおこないますので、ご参拝の折にぜひご賞味ください。
期間 | 2024(令和6)年1月10日(水)~15日(月) |
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時間 | 1回目 12:00 2回目 13:00 ※時間は人数等により前後する場合があります ※1月10日のみ12:30からの1回のみとなります |
場所 | 書院 鴻之間(国宝) ※全席椅子席 |
懇志 | お一人、1万円以上 |
受付 | 2023(令和5)年12月1日(金)9:00より受付開始いたします 電話、FAXまたは龍虎殿受付カウンターにて直接お申込ください |
問合せ先 | 本願寺 参拝教化部 〒600-8501 京都市下京区堀川通花屋町下ル本願寺門前町 電話:075-371-5181(代) FAX:075-371-7601 |
仕出しとは、今でいうデリバリー。飲食できる場所はもたず、お寺の法要やご自宅、昨今では宿での食事として、本格的な精進和食を配達しています。