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宗議会の動き

真宗大谷派宗政の動きについて

本日から、宗会が始まり、第72回宗議会(常会)が招集されました。

2022-05-26
【写真日記 本日から真宗大谷派の宗会(常会)が始まりました】
本日から、宗会が始まり、第72回宗議会(常会)が招集されました。
宗会は、真宗大谷派の最高議決機関で、毎年1回常会が開催され、予決算や条例案などが審議されます。
宗会には、「宗議会」と「参議会」があり、「宗議会」は僧侶の議員、「参議会」は門徒の議員で構成されています。
本日は午前中に宗議会の開会式が行われ、大谷暢裕門首から議員に向けて挨拶がありました。
また、午後の本会議では、木越宗務総長による演説が行われ、
折々に先達の言葉にふれつつ、同朋会運動の受けとめや、慶讃法要を機縁とする「真宗再興」への決意、また、2022年度の宗務についてなど、宗会の開会にあたり所信を述べました。
宗務総長演説の全文は、公式ホームページで公開していますのでご覧ください。

今年は、宗議会が5月26日(本日)招集、参議会が6月3日招集で、会期中、さまざまな案件についての審議が行われます。

3月30日付けで一部参務の交代がありましたのでお知らせします。

2022-03-30
九州教区 日豊支部から参務が誕生いたしました。

Facebook 真宗大谷派(東本願寺)さん曰く


このたび、3月30日付けで一部参務の交代がありましたのでお知らせします。
詳しくはこちらをご覧ください。
【写真】
新しく参務に就任した那須参務(後列中央)、長峯参務(後列右側)
HP真宗大谷派(東本願寺)より

2022年3月30日付にて、参務の一部交代がありましたので、下記のとおりお知らせします。

 

≪退任した参務≫

望月 慶子(もちづき けいこ) 

【山陽教区 第6組 浄泉寺坊守/宗議会議員】

 

齊藤 法顕(さいとう のりあき) 

【九州教区 鹿児島組 明信寺住職/宗議会議員】

 

 

≪就任した参務≫

那須 信純(なす しんじゅん)

【東京教区 栃木組 慈願寺住職/宗議会議員】

 

長峯 顕教 (ながみね あきのり)

【九州教区 大分東組 西福寺住職/宗議会議員】

 

●木越内局宗務執行体制(2022.3.30現在)

改造前内局
 前列左から望月参務、大谷暢裕門首、木越宗務総長 後列左から齊藤参務、酒井参務、古賀参務、尾畑参務

2021.10.21

去る10月15日の宗議会(臨時会)及び参議会(臨時会)において宗務総長の指名を受けた木越渉氏が、同日付で門首の認証を受け、宗務総長に就任しました。

また、本日(10月21日)付で5名の参務が任命され新内局が発足しましたので、下記のとおりお知らせいたします。

 

 

宗務総長  木越  渉(きごし わたる) 

      【金沢教区 第11組 光專寺住職/宗議会議員】

 

参  務  望月 慶子(もちづき けいこ) 

      【山陽教区 第6組 浄泉寺坊守/宗議会議員】

 

参  務  齊藤 法顕(さいとう のりあき) 

      【九州教区 鹿児島組 明信寺住職/宗議会議員】

 

参  務  酒井  良(さかい ひさし) 

      【岡崎教区 高岡組 西雲寺住職/宗議会議員】

 

参  務  古賀 堅志(こが けんし) 

      【九州教区 大牟田三池組 浄泉寺住職/宗議会議員】

 

参  務  尾畑 英和(おばた ひでかず)

      【岐阜高山教区 第5組 正壽寺住職/宗議会議員】

【焦点】教区巡回で内局案批判噴出 

2022-02-10
内局巡回では厳しい意見が相次いだ(1月17日、大垣教区
大谷派、揺らぐ教団運営の規律 策定手続きを問題視 「議会に説明なく独断専行」
『中外日報』2022年2月10日 09時04分 

真宗大谷派で行財政改革の素案「内局案」に対する意見を聴取する内局巡回が昨年12月6日から今年1月31日まで全国25教区で開かれたが、内局案の内容の評価以前に同案が宗・参両議会等での議論を経ずに内局主導で策定された経緯を強く問題視する意見が各教区で目立った。「内局の独断専行」「やり方が幼い」「物事がなし崩し的に決まってしまう」。定石とは異なる手順で改革を推進しようとする宗務当局に対する宗内の不信感は強烈で、教団運営の規律が厳しく問われる深刻な事態になっている。

宗務総長より新年の挨拶

2022-01-01
HP真宗大谷派 東本願寺より
─年頭の挨拶─   親鸞に帰れ 宗務総長 木越 渉

新年を迎え、仏祖の御前で身を正し、新たな年を歩み始められたことと拝察します。

 

 未だ収束の見えない新型コロナウイルス感染症によって、お亡くなりになられた方々とそのご家族に、衷心よりお悔やみ申し上げます。そして、約二年に亘り医療の最前線でご尽力いただいている従事者の皆様に、心よりの敬意と感謝を申し上げます。

 

 本年は、「人の世に熱あれ、人間に光あれ」と宣言された、全国水平社(現 部落解放同盟)が創立されて百年の年に当たります。水平社の創立以来、宗門は多くの指摘や糾弾を受けてまいりました。

 それは、親鸞聖人を宗祖といただいている私たちにとって、「同朋」ということの内実が厳しく問われるとともに、「親鸞に帰れ」という呼びかけでもありました。親鸞聖人の教えをいただく私たちにとって、正に信心が問われてきた歴史でもあります。

 

  いし・かわら・つぶてのごとくなるわれらなり

                       (「唯信鈔文意」『真宗聖典』五五三頁)

 

 群生である「われら」という言葉の中に、御同朋御同行としてあらゆる人々と共に生きていく道を歩むにあたっての親鸞聖人の根源的な眼(立脚地)がうかがえます。そして、「いし・かわら・つぶてのごとくなるわれら」という自覚の信心は、立教開宗の大切な視座と言えます。

 それは、宗祖の晩年のお姿を描いた「安城御影(あんじょうのごえい)」からもうかがえます。生き物を狩ることを生業とし、屠沽の下類と蔑まれてきた人々と共に生きられたお姿が、装束や法具からうかがうことができます。

 このように、根源的な課題を明らかにしてくださっている宗祖の教えと姿に照らされ、共に生き合う世界(同朋社会)の実現を願い、今から六十年前に興されたのが「同朋会運動」です。

 この運動を展開していく中で、宗門が潜在的に抱える様々な差別体質が露わになりました。爾来、運動の願いを基底として、部落差別をはじめとする様々な問題を一人ひとりの信心の課題として歩んでまいりました。

 人類に捧げることを願いとする宗門にとって、差別をする人・差別をされた人が共に解放されていくことなくして、「同朋社会の顕現」に努めることを社会的使命として歩む運動の推進はあり得ません。

 

 二〇二三年にお迎えする宗祖親鸞聖人御誕生八百五十年・立教開宗八百年慶讃法要は、宗祖が出遇い歩まれた念仏の教えを私自身がいただく御仏事であります。そして、差別社会を作り出している私たちの無慚無愧なる相をあらためて確認する法要でもあることを忘れてはなりません。

 慶讃テーマ「南無阿弥陀仏 人と生まれたことの意味をたずねていこう」という人間への問い、根源的な呼びかけに向き合い、生活をあげて共に本願念仏の正信に立ってまいりたいと願うことであります。

真宗大谷派真宗興法議員団 新代表に木越渉氏選出

2021-09-30
2021年9月30日 10時23分

真宗大谷派宗議会の与党会派・真宗興法議員団は29日の代表選挙で新代表に木越渉議員(64)を選出した。同議員は10月中旬招集の宗会臨時会で宗務総長に指名される見通しだ。

木越氏は議員歴5期。里雄前内局と但馬内局で計5年間参務を務め、現在は興法議員団の政策調査会会長として会派内の政策議論の取りまとめに当たっている。自坊は石川県かほく市の光專寺。

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