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2-1.入院等で医療行為を受ける場合に知っておくべき事

2-1. 入院等で医療行為を受ける場合に知っておくべき事

後期高齢者を狙い撃つ医療費負担増の改悪に憤り

2024-12-22
がん治療で毎月多額の医療費を支払う森永卓郎氏

闘う経済アナリスト・森永卓郎氏の連載「読んではいけない」。今回は医療費改革について。森永氏は近年の高齢者ばかり負担が増えるような制度改正は“高齢者いじめ”と疑義を呈する。こうした制度改悪が続く原因は数字を守ることを優先する官僚にあると指摘するが、どういうことか。森永氏が解説する。

 現在がん闘病中の私は、免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」を使った保険診療に加えて、1回の治療費が50万円かかる血液免疫療法という自由診療を併用している。そのほか検査を含めると毎月預貯金が100万円以上減っているのが現状だ。そんなことで、私は3枚のクレジットカードを使い分けているが、うち2枚は毎月の医療費で限度額パンパンになってしまっている。

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