球技編
ラグビー
◇ラグビー 全国大学選手権・決勝 帝京73ー20早稲田(8日・国立競技場)
3大会ぶりの優勝を目指した早大は、帝京大に11トライ73点を奪われ完敗した。就任2季目の大田尾竜彦監督は「こういう展開になってしまったのは僕の責任。力のなさを痛感した」と振り返った。
開始2分でノーホイッスルトライで先制を許し、セットプレーからのサインプレーで2トライを返して12―7と逆転したが、すぐに連続攻撃からトライを返された。相手よりも多い枚数をかけて粘って守っても、ずるずると後退。フランカー相良昌彦主将は「相手が2枚できたところを自分たちは3、4枚かけていた。そういう感じで互角に見えていたが、互角ではなかったということ」と振り返る。大田尾監督も「(帝京大から)ボールを取れる気がしなかった。キープ力がかなり違った」と戦況を見ていた。
接点で食い込まれ、徐々にゲインラインを突破される回数が増え、注意が内側に向くと今度は大外を破られた。相良は「FWだけじゃなくBKもすごかった印象。どこからでもトライが取れるチームだった」とたたえるしかなかった。
前回決勝進出した20年度で天理大に喫した55失点を上回る、決勝最多失点とダメージは大きい。大田尾監督は「フィジカルは注力して戦えるようになっているが、特に防御で鋭さが足りない。(就任後)攻撃にかなり比重を置いて練習してきたが、極端な何かを仕掛けないといけないと思う。選手もショックだと思うが、それでも何か得られるものを探して、ダメだったけれど残してくれたものとか、手にいれたものにフォーカス当てていくしかないと思う」と立て直し策を思案していた。
最近、あまり話題にならないのですが・・・。
《第59回全国大学ラグビーフットボール選手権大会 準々決勝 明治大学戦》
早稲田 ○ 27 - 21 ● 明治
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熱い戦い
アメフト
瀕死の不死鳥は・・・?
大会記録に迫る猛攻
アメリカンフットボール全日本大学選手権決勝「毎日甲子園ボウル」(17日、阪神甲子園球場)
○関学大61―21法大●
40点差をつける快勝で関学大が史上初の6連覇を達成した。流れを引き寄せたのはQB星野秀太(2年・足立学園)を中心とするオフェンス陣だった。
ランを得意とする司令塔だが、序盤は今季磨きを掛けてきたパスでヤードを稼ぐ。裏をかく攻撃でリズムを作り、見せ場は敵陣深くに入った第1クオーター中盤。味方の力強いブロックで走路ができると、自ら相手守備陣の間を縫って走り込んだ。「みんなのおかげだった」と星野。先制となる18ヤードのTDランを決め、ボールを高々と掲げて喜んだ。

























