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宮中行事

宮中行事について

皇室の方々について

2025-02-12
天皇皇后両陛下をはじめとする皇室の方々のご略歴、皇室の構成図及び天皇 系図について紹介しています。
天皇ご一家

皇室に伝わる文化

2025-02-12

宮内庁HPがリメイクされました。

2025-02-12

今、宮中では・・・

ひときわ目を引く、「着丈」「裾広がり」「おはしょりの乱れ」

2025-01-02
林官房長官夫人の着付け、どこが“失礼”だったのか…「着崩れ以前の問題」と専門家も指摘
両陛下に失礼?

「両陛下に失礼では」とネット上で物議をかもした、林芳正官房長官の妻・裕子さんの着物姿。“着崩れ着物”“着崩れ姿”と話題ですが、お写真を見る限り「着崩れ」は語弊があると感じました。「着崩れ」とは「きちんと着ていた着物の着付けが、次第に崩れること」を意味しますが、裕子夫人の場合、着付けの時点で問題があったケースとお見受けしたのです。

 

ひときわ目を引く、「着丈」「裾広がり」「おはしょりの乱れ」

お写真を拝見する限り「着付け教室でひと通り、習得したばかり」の方が、自分で着つけたケースではないかと考えました。このような仕上がりになってしまうのは、着付けが上達するまでの間、誰もが通る通過点。「着付けの手順は覚えた、あとはブラッシュアップに精進する」という段階を経てこなれた着付けができるようになるからです。 

とはいえ、皇后陛下の誕生日祝賀式典という国家の祝事。

しかも、政治家の配偶者として列席するというお立場。

プロの着付けとヘアメイクの万全の準備で臨まれた方が結果的に、良かったのではないかと思わずにはいられません。 

ネット上ですでにいろいろな指摘がなされていますが、「異様に短い着丈」「裾広がりと写真向かって右の脇線の違和感」「乱れまくったおはしょり」が耳目を集めているようです。 

他にも気になるのが、帯揚げの結び方と始末や帯締めの端の始末がアシンメトリーになっている点や、袖が短く手首の「グリグリ」が露出していること。

腕時計をつけることは必ずしもNGではありませんが、デザインや質感が着物向きではありませんでした。

華奢な文字盤で、肌馴染みの良い色の皮やチェーンの細いベルトでしたら、悪目立ちしなかったことでしょう。 

ここで、いったん「美しい着付け」を確認しましょう。 

雑誌『美しいキモノ冬号』の巻頭特集の女優・伊東美咲さんの訪問着姿は、裾は草履の「ツボ」という足の指で挟む部分にかぶり、手首のグリグリは袖で隠れています。礼装の場合、このぐらいの長さが推奨されます。

晴れ着

2022-11-24
facebook荒井呉服店さん曰く
天皇皇后両陛下が文化功労者と面会 ユーミンには『卒業写真』ひふみんには「藤井聡太」国民目線の話題を持ち出される姿勢に寄せられる感服 © SmartFLASH
11月22日、皇居・宮殿「松風の間」で文化功労者と面会される天皇皇后両陛下(代表撮影)(写真・時事通信)

11月22日、天皇皇后両陛下は、皇居・宮殿「松風の間」で、2022年度の文化功労者と面会された。

この日、集まったのは、シンガー・ソングライターの松任谷由実や、棋士の加藤一二三氏ら17人。天皇陛下は、「皆さんが努力を重ね、学術、文化、芸術、スポーツの分野で大きな成果を収められたことを、喜ばしく思います」と、お祝いの言葉を述べられた。

その後、両陛下は集まったひとりひとりと懇談。天皇陛下は、松任谷の代表曲『卒業写真』にふれられ、どういったときに楽曲のアイディアが浮かぶか、などを質問されたという。松任谷がデビュー50周年という節目であることをうけ、皇后陛下は「おめでとうございます。お元気でご活躍ください」と、声をかけられた。

さらに「ひふみん」の愛称で知られる加藤氏が、将棋界について「優秀な若手(棋士)がいっぱい出てきていて、ありがたく思います」と話すと、天皇陛下は「藤井聡太さん、はじめね。楽しみですね」と返されたという。

「天皇陛下は音楽がお好きで、1986年には、歌手・柏原芳恵さんのコンサートを鑑賞される姿が話題になったこともありました。松任谷さんも柏原さんと同時代に活躍してきましたから、陛下が『卒業写真』などの楽曲をご存知なことは不思議ではありません。

また、陛下が藤井聡太さんの活躍にまで注目されていたことに、SNSでは驚く反応が多数、寄せられていました。象徴という立場にありながら、つねに国民目線で寄り添われる、陛下らしいお声がけといえます」(皇室担当記者)

儀式・行事

2024-11-17
「即位礼正殿の儀」の高御座 令和元(2019)年10月

「三種の神器」とは

2024-11-17
伊勢神宮内宮 皇居から携えてきた「三種の神器」の剣と曲玉を持った侍従が前後を歩いた(平成31年(2019)4月)
「三種の神器(じんぎ)」は皇位とともに歴代の天皇に伝わる宝物で、鏡(かがみ)と剣(つるぎ)、曲玉(まがたま)があります。

剣と曲玉は合わせて「剣璽(けんじ)」と呼ばれ、天皇の位と一体のものとされ、皇室経済法が定める「皇位とともに伝わるべき由緒ある物」と位置づけられています。

剣は、本体が愛知県の熱田神宮にあり、分身にあたる「形代(かたしろ)」がこれまでは皇居内の上皇ご夫妻のお住まいにある「剣璽の間」という部屋に曲玉とともに置かれていました。

剣と曲玉は皇位継承に伴って天皇陛下とともにお住まいの「赤坂御所」に移され、新たに設けられる「剣璽の間」に置かれるということです。

また、鏡は、本体が三重県の伊勢神宮にあり、皇居の宮中三殿の中央にある「賢所(かしこどころ)」に「形代」がまつられています。

三種の神器は、ふだんは毎年11月23日に行われる宮中祭祀の新嘗祭(にいなめさい)以外で使われることはありません。

ただ、天皇陛下の伊勢神宮の参拝にあたって剣と曲玉は皇居の外に持ち出されることがあり、平成に入ってからはあわせて4回、両陛下の列に加えられました。 

三種の神器の剣を持つ侍従の先導で皇居へ向かわれる(平成2年(1990)11月)
東京駅 侍従が黒いケースに入った「三種の神器」の剣を掲げ随行した(平成26年(2014)3月)
▽天皇陛下(今の上皇さま)の即位にあたって平成2年(1990)に参拝した際
▽社殿などをつくり替えてご神体を移す20年に1度の「式年遷宮(しきねんせんぐう)」が行われたあとに参拝した平成6年(1994)と平成26年(2014)
▽平成31年(2019)4月、退位を前に参拝された時に持ち出されました。

「三種の神器」は宮中三殿の建物などとともに相続税の対象から外されるため、上皇さまが、昭和天皇の崩御を受けて即位し、受け継がれた際には課税されませんでした。

今回の皇位継承にあたっては贈与税の課税対象からも外されることが法律で定められていて、今回も課税されることはありません。 




宮殿「松の間」とは

2024-11-17
皇居・宮殿「松の間」 平成31年(2019)2月24日

「松の間」は宮殿の中央に位置し、重要な儀式が行われる「正殿(せいでん)」の中でも最も格式が高い部屋です。

3つの部屋が並ぶ「正殿」の中央にあり、広さはおよそ370平方メートル、天井の高さはおよそ8メートルあります。

宮殿の部屋の中で唯一床が板張りになっていて、厚さ5センチ近いケヤキの木材87枚が敷き詰められています。また、四方の壁には、若松の模様があしらわれた織物が張られています。

「松の間」では、内閣総理大臣と最高裁判所長官の親任式や、新たに着任した外国の大使の信任状捧呈式、それに「大綬章(だいじゅしょう)」や「文化勲章」の親授式などが行われているほか、新春恒例の「歌会始(うたかいはじめ)」の会場にもなっています。 

また、「松の間」の両脇には、儀式の様子を見ることができる小部屋が目立たないように設けられていて、行事の撮影や取材はこの小部屋の窓越しに行われます。

皇位継承に伴う一連の儀式では、令和元(2019)年4月30日に行われた上皇さまの退位に伴う「退位礼正殿(たいいれいせいでん)の儀」のほか、5月1日に行われた天皇陛下の即位に伴う「剣璽等承継(けんじとうしょうけい)の儀」と「即位後朝見(ちょうけん)の儀」が「松の間」で行われました。

10月22日に行われた「即位礼正殿(そくいれいせいでん)の儀」では新天皇がのぼる「高御座(たかみくら)」と、新皇后がのぼる「御帳台(みちょうだい)」が「松の間」に設けられ、天皇陛下が「高御座」から即位を内外に宣言されました。 
歌会始 平成31年(2019)1月16日
「即位礼正殿の儀」の高御座 令和元(2019)年10月
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