宮中行事
伝統の宮中行事
儀式・行事
2024-11-17
動画で見る|平成から令和へ 新時代の幕開け
「三種の神器」とは
2024-11-17
「三種の神器(じんぎ)」は皇位とともに歴代の天皇に伝わる宝物で、鏡(かがみ)と剣(つるぎ)、曲玉(まがたま)があります。
剣と曲玉は合わせて「剣璽(けんじ)」と呼ばれ、天皇の位と一体のものとされ、皇室経済法が定める「皇位とともに伝わるべき由緒ある物」と位置づけられています。
剣は、本体が愛知県の熱田神宮にあり、分身にあたる「形代(かたしろ)」がこれまでは皇居内の上皇ご夫妻のお住まいにある「剣璽の間」という部屋に曲玉とともに置かれていました。
剣と曲玉は皇位継承に伴って天皇陛下とともにお住まいの「赤坂御所」に移され、新たに設けられる「剣璽の間」に置かれるということです。
また、鏡は、本体が三重県の伊勢神宮にあり、皇居の宮中三殿の中央にある「賢所(かしこどころ)」に「形代」がまつられています。
三種の神器は、ふだんは毎年11月23日に行われる宮中祭祀の新嘗祭(にいなめさい)以外で使われることはありません。
ただ、天皇陛下の伊勢神宮の参拝にあたって剣と曲玉は皇居の外に持ち出されることがあり、平成に入ってからはあわせて4回、両陛下の列に加えられました。
剣は、本体が愛知県の熱田神宮にあり、分身にあたる「形代(かたしろ)」がこれまでは皇居内の上皇ご夫妻のお住まいにある「剣璽の間」という部屋に曲玉とともに置かれていました。
剣と曲玉は皇位継承に伴って天皇陛下とともにお住まいの「赤坂御所」に移され、新たに設けられる「剣璽の間」に置かれるということです。
また、鏡は、本体が三重県の伊勢神宮にあり、皇居の宮中三殿の中央にある「賢所(かしこどころ)」に「形代」がまつられています。
三種の神器は、ふだんは毎年11月23日に行われる宮中祭祀の新嘗祭(にいなめさい)以外で使われることはありません。
ただ、天皇陛下の伊勢神宮の参拝にあたって剣と曲玉は皇居の外に持ち出されることがあり、平成に入ってからはあわせて4回、両陛下の列に加えられました。
▽天皇陛下(今の上皇さま)の即位にあたって平成2年(1990)に参拝した際
▽社殿などをつくり替えてご神体を移す20年に1度の「式年遷宮(しきねんせんぐう)」が行われたあとに参拝した平成6年(1994)と平成26年(2014)
▽平成31年(2019)4月、退位を前に参拝された時に持ち出されました。
▽社殿などをつくり替えてご神体を移す20年に1度の「式年遷宮(しきねんせんぐう)」が行われたあとに参拝した平成6年(1994)と平成26年(2014)
▽平成31年(2019)4月、退位を前に参拝された時に持ち出されました。
「三種の神器」は宮中三殿の建物などとともに相続税の対象から外されるため、上皇さまが、昭和天皇の崩御を受けて即位し、受け継がれた際には課税されませんでした。
今回の皇位継承にあたっては贈与税の課税対象からも外されることが法律で定められていて、今回も課税されることはありません。
今回の皇位継承にあたっては贈与税の課税対象からも外されることが法律で定められていて、今回も課税されることはありません。
宮殿「松の間」とは
2024-11-17
「松の間」は宮殿の中央に位置し、重要な儀式が行われる「正殿(せいでん)」の中でも最も格式が高い部屋です。
3つの部屋が並ぶ「正殿」の中央にあり、広さはおよそ370平方メートル、天井の高さはおよそ8メートルあります。
宮殿の部屋の中で唯一床が板張りになっていて、厚さ5センチ近いケヤキの木材87枚が敷き詰められています。また、四方の壁には、若松の模様があしらわれた織物が張られています。
「松の間」では、内閣総理大臣と最高裁判所長官の親任式や、新たに着任した外国の大使の信任状捧呈式、それに「大綬章(だいじゅしょう)」や「文化勲章」の親授式などが行われているほか、新春恒例の「歌会始(うたかいはじめ)」の会場にもなっています。
宮殿の部屋の中で唯一床が板張りになっていて、厚さ5センチ近いケヤキの木材87枚が敷き詰められています。また、四方の壁には、若松の模様があしらわれた織物が張られています。
「松の間」では、内閣総理大臣と最高裁判所長官の親任式や、新たに着任した外国の大使の信任状捧呈式、それに「大綬章(だいじゅしょう)」や「文化勲章」の親授式などが行われているほか、新春恒例の「歌会始(うたかいはじめ)」の会場にもなっています。
また、「松の間」の両脇には、儀式の様子を見ることができる小部屋が目立たないように設けられていて、行事の撮影や取材はこの小部屋の窓越しに行われます。
皇位継承に伴う一連の儀式では、令和元(2019)年4月30日に行われた上皇さまの退位に伴う「退位礼正殿(たいいれいせいでん)の儀」のほか、5月1日に行われた天皇陛下の即位に伴う「剣璽等承継(けんじとうしょうけい)の儀」と「即位後朝見(ちょうけん)の儀」が「松の間」で行われました。
10月22日に行われた「即位礼正殿(そくいれいせいでん)の儀」では新天皇がのぼる「高御座(たかみくら)」と、新皇后がのぼる「御帳台(みちょうだい)」が「松の間」に設けられ、天皇陛下が「高御座」から即位を内外に宣言されました。
皇位継承に伴う一連の儀式では、令和元(2019)年4月30日に行われた上皇さまの退位に伴う「退位礼正殿(たいいれいせいでん)の儀」のほか、5月1日に行われた天皇陛下の即位に伴う「剣璽等承継(けんじとうしょうけい)の儀」と「即位後朝見(ちょうけん)の儀」が「松の間」で行われました。
10月22日に行われた「即位礼正殿(そくいれいせいでん)の儀」では新天皇がのぼる「高御座(たかみくら)」と、新皇后がのぼる「御帳台(みちょうだい)」が「松の間」に設けられ、天皇陛下が「高御座」から即位を内外に宣言されました。
天皇皇后両陛下が「世界文化賞」受賞者と懇談
2024-11-20
クリントン元国務長官・坂茂さんらと挨拶交わされる 陛下の即位後初
愛子さま、宮中の昼食会に初出
2024-02-09
天皇、皇后両陛下は9日、ケニアのウィリアム・サモエイ・ルト大統領夫妻と皇居・宮殿で会見し、続いて昼食会を開いた。両陛下の長女愛子さまは、外国賓客を招いた宮殿での昼食会に初めて同席した。
愛子さま“宮中ランチ”デビュー 通訳ほぼゼロで歓談 スワヒリ語で挨拶も【スーパーJチャンネル】(2024年2月9日)