ファイトの系譜
【 オールラウンド編 含TOKYO2020の記録】
2023 WORLD BASEBALL CLASSIC™ (wbc2023.jp)
大阪から東京に移動した選手・スタッフたちは16時半から練習を行い、打撃練習や各自の調整に努めた。
練習後に行われた公式記者会見では、まず栗山英樹監督が登壇した。
最初に今の気持ちを問われると「うーん」としばらく考え込んだ後、「プロ野球選手として初めてスタメンで出たのも東京ドームでした。あの時に似た緊張です。大好きな野球でその経験をさせてもらえることを嬉しく思います」と責任とともに喜びを噛み締めた。この日も「信じる」という言葉を多用し、あらためて選手たちに信頼を託した。
初戦の先発投手には大谷翔平(エンゼルス)を指名。指名の理由は「いろんな作戦などの兼ね合いもあるので今は勘弁してください」と明らかにせずも「投げながら打ってもらいます」と二刀流で起用することは明言した。
そして「とにかく世界一だけを考える」と目標に向かって邁進していくことを誓った。
続いて登壇したのは大谷。「楽しみですし初戦なのでチームの勢いのために初回からしっかり入りたいです」と意気込みを語った。「初めてのWBCで緊張するとは思いますが、いつも通りの準備をして試合に入れれば十分に試合は作れると思います」と自信を覗かせた。
このラウンドでは1試合65球までという球数制限はあるが「力のある投手が後ろに控えているので一人ひとりを抑えることだけを考えていきます」と深く気にはしていないようだ。
最後に登壇したのは今永昇太(DeNA)とラーズ・ヌートバー(カージナルス)。
今永は「家族のようなチーム。冗談も言い合えますし技術を高め合うこともできる、時に弱みを見せることもできる」とチームの一体感を表現。「ダルビッシュさんがいなければ、今このような心境で投手陣が大会を迎えることはなかったと思います」とチーム最年長かつ豊富な経験でチームを牽引するダルビッシュ有(パドレス)に感謝を示した。
ヌートバーは開幕戦を前に「スーパーエキサイティング」と興奮を隠せない様子。「明日の開幕が楽しみでなりません。私と私の家族の夢が叶う。こんな大きな喜びはありません。受け入れてくれたみなさんに感謝しかありません」と続けた。チーム内の役割についても「どこの打順でもどこの外野のポジションでもベストを尽くしたい。それだけです」と全身全霊で献身する姿勢を示した。
侍ジャパンの開幕戦は3月9日19時開始予定の中国戦。いよいよ侍ジャパン世界一奪還への道が始まる。
四大陸のペアで日本勢初制覇の快挙
フィギュアスケートの四大陸選手権が11日(日本時間12日)、米コロラド州コロラドスプリングズでペアフリーなどが行われ、ショートプログラム(SP)首位の三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)は137.05点、合計208.24点で優勝した。四大陸のペアで日本勢初制覇の快挙
早田ひな 女子史上4人目の三冠「0-2で負けを認めてから強くなった」【全日本卓球 女子シングルス】
2023年全日本卓球選手権大会<1月23~29日/東京体育館>
29日、女子シングルス決勝で早田ひな(日本生命)が木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)をゲームカウント4-2で下し、優勝を果たした。
3年ぶりの女王返り咲きと、女子史上4人目にして自身初の3冠を達成した。