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闘いの歴史

闘いの記録 (戦争と人間)

77年目の「長崎の鐘」 色あせない永井隆博士のメッセージ

2022-08-09
© 産経新聞 昭和25年、息子の誠一さん、娘の茅乃さんと正月を祝う永井隆博士(永井隆記念館提供)
2022/08/09 08:00
「平和を」「如己愛人(にょこあいじん)」(己のごとく、あなたの隣人を愛しなさい)-。長崎への原爆投下から9日で77年。被爆しながらも医師として救護活動にあたり、『長崎の鐘』などの著作で平和を訴えた永井隆博士(1908~51年)のメッセージが改めて見直されている。博士が幼少期を過ごした島根県雲南市では、作品の朗読会やその生涯を描いた演劇の創作などが続く。世界情勢が不安定な中、その存在と遺志は今も色あせない。

© 産経新聞 ロザリオを手にする永井隆博士。妻を亡くした後、半年間髪を切らずに喪に服した(永井隆記念館提供)
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