飛行機
飛行機の世界
\ジャンボと共に中長距離路線を支えた名脇役/ 「DC-10-40型機」
2021-11-08
\ジャンボと共に中長距離路線を支えた名脇役/
「DC-10-40型機」
JALの歴史と共に時代を彩った飛行機を振り返るシリーズ、
第6回は「ジャンボの兄弟がやってきた」というキャッチコピーで1976年にデビューし、中長距離路線で活躍した「DC-10-40型機」です。
目を引くのは垂直尾翼の下に取り付けられた3つ目のエンジン。2発機よりも安全で4発機よりも低コストな“3発機ジェット”として活躍が期待されました。この珍しいフォルムは記憶に深く残っている方も多いのではないでしょうか。
DC-10-40型機はDC-8型機の後継機として導入されたことから、これまでDC-8型機が就航していた東京-札幌線や東京-福岡線から飛び始めました。
安全性や騒音レベルなどで当時トップクラスの性能を誇り、ジャンボジェットでは大きすぎるとされた国内線・国際線の中長距離路線にも次々と就航。皇族や政府関係者の特別機として使用されることもありました。
ジャンボジェットによる大量輸送時代において、JALの運航を支えた縁の下の力持ちといえる存在だったのかもしれませんね
DC-10-40型機は広島、新潟-ホノルル線、名古屋-グアム、サイパン線など、日本各地とリゾートを結ぶ路線にも就航していました。
JALのリゾート路線では1994年から2008年まで「乗った時からリゾート気分」をコンセプトとしたキャンペーン「リゾッチャ」が打ち出されており、DC-10-40型機の一部にもリゾッチャ機としてカラフルな塗装が施され、アロハ調のブラウスを着た客室乗務員が搭乗し運航していた機材がありました。DC-10-40型機のリゾッチャでリゾート感のある機内サービスをお楽しみいただいた方もいらっしゃるかもしれませんね
JALのリゾート路線では1994年から2008年まで「乗った時からリゾート気分」をコンセプトとしたキャンペーン「リゾッチャ」が打ち出されており、DC-10-40型機の一部にもリゾッチャ機としてカラフルな塗装が施され、アロハ調のブラウスを着た客室乗務員が搭乗し運航していた機材がありました。DC-10-40型機のリゾッチャでリゾート感のある機内サービスをお楽しみいただいた方もいらっしゃるかもしれませんね
DC-10-40型機は、国内線と国際線で仕様が異なることを皆さまはご存じでしょうか?
実は“脚”の本数が異なるのです!国際線仕様は前脚を含めて4本なのですが、国内線仕様は3本となっています。
もともと国際線仕様として導入されたDC-10-40型機は、重量があったため脚が4本ついていたのですが、国内線仕様にした機材はそこまで重くないことから4本目のギア(胴体下部に装備されていたセンターギア)は不要となり取り外したのです。
実は“脚”の本数が異なるのです!国際線仕様は前脚を含めて4本なのですが、国内線仕様は3本となっています。
もともと国際線仕様として導入されたDC-10-40型機は、重量があったため脚が4本ついていたのですが、国内線仕様にした機材はそこまで重くないことから4本目のギア(胴体下部に装備されていたセンターギア)は不要となり取り外したのです。
1985年には、国内線の最長路線となる札幌-沖縄(那覇)線の直行便が就航。
毎年1月10日から3月31日までの季節運航で、北海道から沖縄へ向かう便は「ブルーアイランダー」、沖縄から北海道へ向かう便は「オーロラ」と名付けられました。
「ジャンボジェット」
2021-11-06
ボーイング747シリーズは「ジャンボジェット」の愛称で親しまれた世界初のワイドボディ機です。
またボーイング747-100、-200、-300型機は「在来型(クラシック)ジャンボジェット」といわれていました。
初期モデルとなるボーイング747-100型機と、そのすぐ後につくられたボーイング747-200型機の違いは最大離陸重量が約333トンから約347トンに増えたことです。
燃料タンクの容量も増え航続距離も9.5%ほど伸びました。
ここで少しマニアックなクイズを出題します!
ジャンボジェットといえば「2階席(アッパーデッキ)」が印象的ですが、ボーイング747-100、-200型機とボーイング747-300型機の違いは何でしょうか?
違いの一つは、2階席(アッパーデッキ)部分の延伸に伴い、中央あたりに非常口が設置された点です。
時代と共に飛行機も少しずつ進化していっていますね。
ジャンボジェットといえば「2階席(アッパーデッキ)」が印象的ですが、ボーイング747-100、-200型機とボーイング747-300型機の違いは何でしょうか?
違いの一つは、2階席(アッパーデッキ)部分の延伸に伴い、中央あたりに非常口が設置された点です。
時代と共に飛行機も少しずつ進化していっていますね。
\世界各地を結んだ日本初のジェット機/ 空の旅を大きく変えた「DC-8型機」
2021-10-28
\世界各地を結んだ日本初のジェット機/
空の旅を大きく変えた「DC-8型機」
JALの歴史と共に時代を彩った飛行機を振り返るシリーズ、
第4回は、1960年より導入され長距離国際線で活躍した「DC-8型機」です。
これまで飛んでいたDC-6B型機と比べてスピードは約2倍、座席数は約3倍になり、優雅なフォルムから「空の貴婦人」という愛称で親しまれました。皆さまの中にはご利用いただいたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
これまでの機材ではサンフランシスコに向かうにあたりウェーキ島とホノルルを経由する必要がありましたが、DC-8型機は飛行可能な距離も伸び、ホノルルまで一気に飛べるようになりました。
その卓越した性能を活かして太平洋線を飛び始めたのち、ヨーロッパ線を開設。さらに1966年にはニューヨーク線に就航すると、その翌年にアジアで初めて、日本の航空会社として唯一の世界一周線を開設しました。たくさんの夢や希望が込められたこの航路に第1便が飛び立った瞬間は、多くの方にとって忘れられない日になったことと思います。
国際線の就航先を広げ、世界におけるJALの知名度や信用度を上げることにつながったDC-8型機。
「日本をイメージさせる伝統的なもの」というコンセプトでデザインされた鶴丸ロゴが初めて機体に採用されたのもDC-8型機でした。
そこには当時の人々の「日本の翼を世界へアピールする」という強い想いが込められていたのかもしれませんね
1番機の愛称は「FUJI」号。ほかにも「HAKONE」「MIYAJIMA」など機体の愛称には日本の観光名所が付けられました。
鶴丸ロゴは今のように尾翼に大きく描かれてはおらず、コックピットの窓からやや後ろの位置にマークされています。鶴は日本で古くから紋章として使われており、日本らしいサービスを魅力として打ち出すためにモチーフとして採用されました。
鶴丸ロゴは今のように尾翼に大きく描かれてはおらず、コックピットの窓からやや後ろの位置にマークされています。鶴は日本で古くから紋章として使われており、日本らしいサービスを魅力として打ち出すためにモチーフとして採用されました。
\太平洋を越えた初めての機体/ 「DC-6B型機」
2021-10-18
\太平洋を越えた初めての機体/
「DC-6B型機」
JALの歴史と共に時代を彩った飛行機を振り返るシリーズ、
第3回はプロペラ機として頂点を極め、傑作機といわれた「DC-6B型機」。当時機材としての信頼性はもとより機内を与圧することで快適性が増し、特に国際線において初期のJALを支えた存在です。
1954年2月にDC-6B型機「City of Tokyo号」が戦後の国際線定期便の第一便として、東京羽田空港からサンフランシスコへ飛び立ちました。
当時はまだ飛行機の性能上、太平洋を直行することはできませんでした。ではどのように渡ったのかというと、給油のため途中でウェーキ島という島に寄り、さらにホノルルを経由して目的地へ向かっていました。
ウェーキ島寄港の目的は「給油」でしたが、朝方に到着することから、搭乗されたお客さまはその束の間の寄港で朝食を楽しまれていました。給油の合間に朝食をとるというのは、今ではあまり想像できないかもしれませんね
運航した飛行機一機一機にさまざまなエピソードや人々の想いがあります。
本シリーズをきっかけに、皆さまと一緒にJALの歴史に想いを馳せることができましたら幸いです
異形の「エアバスの激レア飛行機」見納めか!?
2025-01-28
ベルーガSTは旅客機「A300-600」をベースとし、おもにエアバス製航空機のパーツを輸送する目的で作られた貨物機です。特徴的なルックスは、翼などの長尺の荷物を運ぶため。最大で幅7.1m、高さ6.7mの大型貨物を積載できます。「ベルーガ」は「シロイルカ」の意味で、このユニークな外観が由来です。製造は5機のみで、世界的にもレア機のひとつです。
一方ベルーガSTは、後継機「ベルーガXL」の導入にともなって、当初の製造理由である航空機用パーツ輸送の業務から退役しました。そこで、エアバスは役目を終えたベルーガSTを、エアバス以外の顧客へむけた大型貨物の空輸サービスの担当機として活かす取り組みを開始。これを行う航空会社が「エアバス・ベルーガ・トランスポート」です。
事業終了に至った理由はまだ公式的に発表されていないほか、今後のベルーガSTの用途なども明らかになっていません。なおベルーガSTは、「エアバス・ベルーガ・トランスポート」事業の一環で、近年何度か神戸空港に飛来したことがあります。もしこれでベルーガSTがこのまま退役となると、日本への飛来は2024年3月が最後になりそうです。



















