特急
特急列車
飛行機の方が早いよね?
所要時間は高速バスにすら負けているが…
2023年8月現在、JR在来線で最も長い運行時間の昼行特急は、博多~宮崎空港間を結ぶ「にちりんシーガイア」です。日豊本線の特急は基本的に、博多・中津~大分・佐伯間の「ソニック」と、小倉・大分~南宮崎・宮崎空港間を結ぶ「にちりん」に系統分割されており、博多~宮崎空港間を直通する在来線特急は、下りの「にちりんシーガイア5号」と、上りの「にちりんシーガイア14号」の2本だけです。5号は5時間48分、14号は5時間45分かけて、413.1kmを走ります。
「381系やくもをもう一編成塗色できるとしたら?」
特急「やくも」が現在の伯備線で運転を開始したのは1972年3月のこと。2022年に50周年を迎えることから、3月19日より国鉄色をまとったリバイバル編成の運転が行われ、鉄道ファンの注目を集めています。
山陰観光連盟は2022年7月22日、Twitterの公式アカウント(@sankanren)で「381系やくもをもう一編成塗色できるとしたらどれが良いですか?」とアンケートを行いました。「協議はできるものの実現できる保証はありません」「投票で1位になったものが実現するとは限りません」とした上で、幅広く意見を募ったものです。
選択肢は「国鉄色もう1編成」「紫スーパーやくも」「緑ラインやくも」「ゆったりやくものまま」の4つ。「くろしお色」などの要望もあったようですが、実現できる可能性の高いものを優先的に選択肢としたそうです。
山陰観光連盟は2023年8月30日、特急「やくも」の新たなリバイバル塗装について発表しました。
特急「やくも」は岡山~出雲市駅間を伯備線経由で結ぶ特急列車。1972年に運行を開始し、現在は381系電車が使用されています。
2022年からは特急「やくも」の運行開始50周年を記念し、クリーム色と赤色のツートンカラーである懐かしい国鉄色に塗り替えた「国鉄色」やくもが運行開始。2023年2月からは、「スーパーやくも」のリバイバル車両も走り始めました。
今回新たに復刻されるのは「緑やくも色」です。運行は11月5日(日)の「やくも10号」から、当日は10号・11号・28号・29号で運転しますが、対象列車は運用上の都合で固定はしないということです。