大谷派の荘厳と作法
真宗本廟の仏事【有職故実】
正信念仏偈・念仏・和讃・回向データベース
2021-11-25
真宗各派では、「正信念仏偈」(以下「正信偈」)と「念仏・和讃・回向」(以下「念仏・和讃」とを組み合わせた勤行(おつとめ)が日常的に行われています。「正信偈」「念仏・和讃」は、各派が独自に定めた旋律を付けて読誦され、そのリズムやテンポ、アーティキュレーション、曲想は派ごとにかなり異なっています。
こうした旋律は、長い間口伝によって伝承されてきたものであり、本来は、指導者の直接指導を受けて習得するのが望ましいものです。一方で、このページではそうした旋律に容易に触れることができる環境を整えました。浄土真宗各派関係学校や寺院、門信徒の間で行われる宗教教育、勤行の練習に資するとともに、より多くの方々に「正信偈」「念仏・和讃」に親しんでいただきたいと考えます。
なお、本データベースは宗教・文化研究所平成25~28年度研究助成による成果の一部です。
2018年3月