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新幹線

ここから、始まりました。

引退の花道

2021-03-06
FacebookKoichi Sugiura曰く · 引退間際の新幹線0系。新神戸駅通過が花道のように思えました

有楽町、交通会館屋上から。 1987年 0系が標準の時代です。

2023-06-03
facebook 山内靖友さん曰く

地震で廃車の新幹線 異色の「第二の人生」を歩んでいた!? 解体免れた活用先とは

2023-05-25

しかし車体の歪みや台車部品の曲がり、モーターの破損などが確認されたことから、登録抹消を意味する「廃車」扱いとなっています。当該のH5系H2編成は2014年に新造されたもので、東北・北海道新幹線での活躍は約8年という短さでした。
 
 この廃車となったH5系、実はJR北海道は全車解体せず、有効活用しようとしています。

 JR北海道 広報部によると、被災したH5系は仙台に運ばれ、そこで10両編成のうち4両(5、6、7、8号車)については、座席やカーテンなどを取り外したあと、解体済み。残った6両(1、2、3、4、9、10号車)は、北海道新幹線の車両基地である「函館新幹線総合車両所」に運ばれ、新たな6両編成として再組成し、留め置かれているそうです。

廃車となったH5系、実はJR北海道は全車解体せず、有効活用しようとしています

「6両編成のH5系」何に使われる?

 営業運転時にはあり得なかった「6両編成のH5系」が生まれた形ですが、今後どのような「第二の人生」を歩むのでしょうか。引き続きJR北海道に尋ねてみました。

――この6両編成のH5系は、今後何に使われるのでしょうか。
 
 現在、どのように活用するかを検討しており、乗務員養成や検修社員養成、訓練など、社員教育用として使用する予定です。

――再び本線上で姿を見られることはあるのでしょうか。
 
 車両基地内を低速で走行することは可能ですが、本線上の走行については、列車として必要な処置は行わないため、不可能です。
 
――今回、H5系が廃車となったことで、車両数が減少していますが、どのようにして運行本数を維持しているのでしょうか。

 運行に影響が無いよう、必要に応じて、性能など基本的な仕様が同じであるJR東日本の「E5系」を借用しています。なお代替車両の新造予定はありません。
 
※ ※ ※

 旅客用の運用から外れた後も、無駄にせずしっかりと活用される新幹線車両。短くなったH5系はあくまで非走行用ですが、もしかしたら「車両基地イベント」などでお目にかかる機会があるかもしれません。

【了】

福島県沖地震で脱線、損傷して廃車に

福島県沖地震で脱線、損傷して廃車に

 2022年3月に発生した福島県沖地震で、東北新幹線は大きな被害を受けました。福島~白石蔵王間では、車両の脱線事故が発生。脱線した列車は、JR北海道の「H5系」10両とJR東日本の「E6系」7両を連結した編成で、約半月かけて線路に戻して白石蔵王駅へ収容されました。

北海道です。

2023-04-18
facebook 水野 大さん曰く、 2016年4月18日

500系東京乗り入れ時代の のぞみ。

2022-05-05
Facebook●●●さん曰く・・・。
500系「のぞみ」東京~博多 1069kmの軌跡
500系デビュー20周年

Facebook 鉄道博物館さん曰く


500系デビュー20周年

 今から20年前の今日、1997年3月22日に山陽新幹線に500系がデビューしました。

 1975年の新大阪~博多間の全通以来、航空機や高速道路との競争にさらされた山陽新幹線は、速度向上や、車両設備の充実によるサービスアップにより、他の交通機関との競争に対応してきました。JR化後には高速化に取り組み、試験車WIN350によるさまざまな技術的トライを繰り返し、1992年8月には当時の国内最高記録となる350.4km/hを達成し、300 km/hでの営業運転にめどが立ちました。

 そして1997年に500系が営業運転を開始します。トンネル微気圧波対策のため、15mに及ぶロングノーズと、航空機のような円型に近い車体断面、騒音を低減する翼形パンタグラフなど、数多くの新機軸を採り入れていました。何と言っても戦闘機を思わせる先頭形状は、それまでの鉄道車両にはなかったフォルムで、強烈なインパクトを与え、老若男女を問わず人気となりました。

 まずは新大阪~博多間の「のぞみ」でデビューし、半年後には東京まで乗入れ、東海道新幹線区間は最高速度270 km/h、山陽新幹線区間は300 km/hで走行し、東京~博多間を4時間49分で結びました。その後、新幹線の最高速度は2013年に東北新幹線が320 km/hに引き上げられるまで、15年以上変化がなく、いかに500系が傑出した存在だったかがわかります。

 その後N700系の登場により、2010年に「のぞみ」運用から撤退した500系は、山陽新幹線区間での「こだま」運用に転じ、8両編成に短縮されて使用されます。2012年に山陽新幹線公式キャラクターとして500系をモチーフにした“カンセンジャー”が登場し、2014年からは1編成がプラレールカーに、2015年にはアニメの「新世紀ヱヴァンゲリヲン」とコラボした「500TYPE EVA」に改装されるなど、キャラクター化が進み、速さを追究した「のぞみ」時代から、乗車そのものを楽しむ車両へとコンセプトを180°転換しており、ここまで性格を変えた新幹線車両も珍しい存在です。

 そして本年、新幹線車両としては異例ともいえる長寿となる20周年を迎え、まもなく国鉄末期に製造された0系の22年に肩を並べようとしています。一部の車両では制御器を更新するなど改良が続いており、まだまだ活躍する姿を見ることができそうです。
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