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【阪急京都本線のエピソード】

プロレス観戦好き鉄道トラベラーの八重樫明紀です。

久しぶりに、乗車しました。

阪急京都本線の電車に…。

総持寺駅近くの「焼鳥ちきゅう」に行きました。

この店の店長とは、大手外資系会員制スーパーに勤めていた時代の上司と部下の関係でした。

折角だから、京都本線の電車を撮ってから行きたい。と思い、写真を数枚ですが、撮りながら時間調整をしてました。

阪急と言えば…。

●神戸高速鉄道、山陽電車に繋がる「神戸本線」

●能勢電鉄と直通運転をしている「宝塚本線」

●北摂地域から、京都に繋がる「京都本線」

大きく分けて、3大本線があり、そこから相互に分岐する枝線がある形式になっている。

しかし、「神戸本線」、「宝塚本線」と、「京都本線」では、大きな違いが有るのに、お気付きだろうか？。

大きな違いは、以下の通りです。

●車両規格の差異

●中津駅の改修工事が不可能に近い

京都線と神戸線・宝塚線で車両規格が異なり、京都線の車両を、神戸線・宝塚線で運転が出来ないのは有名な話です。

加えて、大阪梅田～十三間の神戸線・宝塚線に存在する中津駅のホームが狭すぎて、京都線車両乗り入れを阻んでいることにあります。

そもそも…。

阪急神戸線・宝塚線は阪急生え抜きの路線です。

しかし、阪急京都線は、「北大阪電気鉄道」と、京阪電車の子会社である「新京阪鉄道」がルーツとなっています。

神宝線と京都線の成立経緯の違いから、現在も神宝線と京都線で車両規格が異なります。

京都線を走る車両は、神戸線・宝塚線の車両よりも少しだけ大きいのです。

ですので、神戸、宝塚〜嵐山間で運転された、「直通特急」は、今津線で使用されている、神戸・宝塚線の車両でしたね。

他の例でいくと、阪神電車と近鉄電車も同じような関係みたいです。

阪神電車と山陽電車の車両は、同じ設計になってますが、近鉄電車と阪神電車は、異なります。

そのため、駅がカーブになっている、阪神御影駅に「快速急行」は通過するようになっています。

つまり、近鉄電車の車両が阪神電車の車両よりも長いため、同駅に、近鉄電車の車両を停車させることは出来ないのです。

でしたら、阪神車両の「快速急行」だけを停めたらいい。となりますが、そうなると、誤乗が増えて、クレームの嵐となり、非効率です。

阪神なんば線、西九条〜大阪難波間開業以前の「快速急行」も、御影駅を通過していたため、設定時から、奈良〜神戸三宮間を直通させる前提だったのではないでしょうか？

話を戻しますが、阪急京都本線には、神戸本線、宝塚本線と違った阪急電車を楽しめると思います。

JRの「新快速」と比べて、速達性は落ちますが、電車に乗った瞬間から、京都の風景を味わえる車両も有るので、利用してみては如何でしょうか？

【高橋館長が行く！ロマンスカーの”分割”と”併合”】

先日、小田原に訪問した際に、ロマンスカーが分割・併合をしている場面を見ることができました。

ロマンスカー・EXE、EXEα(30000形)、MSE(60000形)は、分割(切り離し)と併合(連結)が可能です。

この3つのロマンスカーは、新宿～小田原間を10両編成で走行したのち、小田原駅で4両を切り離し、小田原～箱根湯本間を6両編成で走行する車両です。

時間帯や運行区間などによって、お客さまのニーズに合った車両を充当し、4両または6両単独、10両編成で運行しています。

私も運転士時代に分割・併合作業を経験した際、ホロ（連結部の幌）の収納と切り離しを無事にできるかな？

併合時には、衝動が無いように連結できるかな？…と、緊張しながら作業をしていたことを思い出します。

短時間ながらも迫力がある、分割・併合シーンを、ぜひ見学してみてください。