ちょっと気になる逸品の世界
豪華ロイヤルティアラ5本が登場
国賓としてオランダとベルギーを公式訪問された天皇皇后両陛下が、ベルギーの首都ブリュッセルにあるラーケン宮で開かれた王室主催の晩餐会に出席。皇后雅子さまはベルギーのロイヤルレディたちとともに、豪華なティアラを披露しました。
国王一家の住まいでもある宮殿で催されたその晩餐会には、フィリップ国王とマティルド王妃の長女で皇太子のエリザベート王女、妹のエレオノール王女も出席しました。また、エリザベート王女はブリュッセルの空港に国賓として到着した天皇皇后両陛下を、初めて単独で出迎えました。
天皇皇后両陛下は、ベルギー到着前にはオランダを訪問。ウィレム・アレキサンダー国王とマキシマ王妃からの歓迎を受け、アムステルダム王宮で行われた晩餐会に出席しました。また、王室の離宮、ヘット・アウデ・ロー城にも滞在し、国王夫妻と2026年サッカー・ワールドカップの初戦、日本対オランダの試合をテレビ観戦しました。両陛下が他国の王族とサッカー・ワールドカップの試合を観戦するのは、ともに皇太子夫妻だったフィリップ国王とマティルド王妃と揃って日本対ベルギー戦を観戦した2002年以来のことだったといいます。
日本とベルギーは1866年に修好通商航海条約を締結。ベルギーの外務・外国貿易・開発協力省によると、同国では現在、日本企業280社以上がビジネスを展開しており、自動車、物流、化学、バイオテクノロジーなどの分野でおよそ3万人の雇用を創出しています。また、日本はベルギーにとって25番目に大きな輸出先であるほか、欧州以外の国では第4位のサプライヤーになっています。
その両国の良好な関係を反映するように穏やかな笑顔を見せたロイヤルレディたちと、そのまとった華麗なティアラ5本の来歴をご紹介します。
皇后さまは、ベルギー到着前に訪れたオランダでの公式晩餐会でも使用されたスイカズラ(ハニーサックル)をモチーフにしたダイヤモンドの「第三ティアラ」と、それに合わせたネックレスを着用されました。各国のロイヤルの情報を発信するブログ『ロイヤルウォッチャー』は、このティアラとネックレスが合わせて着用されたのは、1990年代以来のことではないかと伝えています。皇后さまはそのほか、ベルギー最高位の国家勲章「レオポルド勲章」のサッシュと星章も着用されました。「第三ティアラ」は1928年、昭和天皇の弟、秩父宮雍仁親王とご結婚された勢津子さまのために、「ミキモト」によって作られたものとされています。勢津子さまは1937年にロンドンで行われた国王ジョージ6世の戴冠式などで、このティアラを着用していました。1995年に勢津子さまが亡くなられた後、「第三ティアラ」は天皇家に引き継がれ、上皇后美智子さま、皇后雅子さまへと受け継がれています。
皇后陛下のドレス
「Ramuda」日本橋茅場町創業75年
安価で大量という時代に真っ向から逆行し、一品一品、丁寧な手作りを心掛けているのが「ラムダ=市原」の傘です。
洋傘の歴史は約100年。和傘とは違うヨーロッパを主体とした鉄骨(カーボン骨・ガラス骨)他にポリエステル生地等を使った傘をサイズに合わせた型づくり〜裁断〜縫製〜中とじ〜仕上げまでを行うのを、洋傘職人と呼びます。その洋傘組合員である洋傘の製造職人(8名)が、2019年に東京都伝統工芸士に認定されました。





















