大相撲の世界

【 新しい波のページ】

師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)には微塵の焦りもなし

2025-01-11
大の里が目論む横綱ロード

先場所優勝の琴桜と優勝次点の豊昇龍、2大関の綱とりが話題となる1月場所(12日初日)。そんな2人のせいで若干、影が薄くなっているのが同じく大関の大の里(24)である。

幕下付け出しとはいえ、入門2年目で新入幕。さらに史上初となる新入幕の年に大関昇進、優勝2回と、誰もが驚くスピード出世で「次代の横綱」と期待が集まった。

しかし、新大関で臨んだ先場所は9勝6敗と星を伸ばせず、10日目以降に4敗と終盤に息切れ。そこにきて他の2大関の活躍もあり、すっかり土俵の話題をかっさらわれた。横綱昇進の可能性があるのは5月場所。それも今場所と次の3月場所で連続優勝するなど、高いハードルを越える必要がある。

大の里(右)と琴桜(C)共同通信社 © 日刊ゲンダイDIGITAL

ちょんまげ卒業に「やっと結えました。うれしいですね」

2025-01-11
大銀杏姿を披露する大の里 © (C)デイリースポーツ
大の里が大銀杏を初披露
大の里が大銀杏を初披露 ちょんまげ卒業に「やっと結えました。うれしいですね」 ファンからは「似合っているよ」の声

「大相撲初場所」(12日初日、両国国技館)

 土俵祭りと優勝額贈呈式が国技館で行われ、昨年秋場所で2度目の賜杯を抱いた大関大の里、九州場所で初優勝を飾った大関琴桜が出席した。

 大の里は初めての大銀杏を披露。ファンから「似合っているよ」という声が飛び、照れくさそうな表情を見せた。

 大の里はこの日の朝に初めて髪を結ったといい「やっと結えました。うれしいですね」と話していた。

大銀杏を披露し、初場所への意気込みをあらたにする大の里(カメラ・竹松 明季) © スポーツ報知/報知新聞社
「うれしい。完全に結ったのは今日が初めて」

大の里 大銀杏を初披露「うれしい。完全に結ったのは今日が初めて」…優勝額贈呈式

 大相撲初場所を翌日に控えた11日、東京・両国国技館で15日間の安全を祈願する土俵祭と優勝額贈呈式が行われ、秋場所優勝の大の里(二所ノ関)と九州場所優勝の琴桜(佐渡ヶ嶽)が出席した。

 高さ3メートルを超す大きな優勝額の前で大の里は関取の証しである大銀杏を初めて披露した。

 「うれしいですね。やっとできたかなという印象です。完全に結ったのは今日が初めて。長い付き合いになる? そうですね。もっと(髪を)伸ばさないといけない。師匠にはまだ見せていないです」。

 今場所は琴桜と豊昇龍のダブルでの綱取りに話題が集中している。「しっかり調整して稽古もできたので、明日から15日間、発揮できるように頑張りたい。自分は自分のペースでがんばりたい」と話した。

大の里・琴櫻 優勝額贈呈式<令和7年一月場所>SUMO

傾向と対策

2024-12-29
九州場所で破竹の勢いが止まった大の里だが… © 東スポWEB
「受け身に回るとバタバタしてしまう」


【土俵の深層(上)】今年の大相撲で最も注目を集めた力士は、大関大の里(二所ノ関)だ。初場所で新入幕を果たすと、夏場所は初土俵から所要7場所で史上最速優勝を達成した。秋場所では2度目の賜杯を抱いて大関に昇進。所要9場所は昭和以降最速、新入幕から5場所は「昭和の大横綱」大鵬の6場所を抜いて最も早い昇進となった。

一方で、新大関として臨んだ九州場所は9勝どまり。14勝の好成績で初優勝した琴桜(佐渡ヶ嶽)、1差で次点の豊昇龍(立浪)に大きく水をあけられた。それでも、大の里に対する周囲の期待は変わらない。横綱審議委員会の山内昌之委員長(東大名誉教授)は「幕内から大関へ非常に短い時間で到達し、いろんな点で期待させる力士。私たち期待値が高くなるのは致し方ない。やはり、大の里も若者であったということ。一つの試練ではないか」と先場所の成績に理解を示す。

その上で「とりわけ立ち合いなどで受け身に回った時に、少しバタバタしてしまう傾向が見られた。どんな力士でも受け身に回ることはある。その時にどうするかを含めて、課題を彼なりに見つけたと思う。いろんな教訓を学んで、大の里が再び先輩大関2人に対して脅威になるような存在として戻ってくることを期待しています」と奮起を促した。

初場所では琴桜と豊昇龍の綱とりに〝待った〟をかけることができるのか。大の里の逆襲に注目だ。


大相撲ファンが涙 琴桜の初優勝で

2024-11-25
大相撲九州場所で優勝し、笑顔でパレードする琴桜(中央) © (C)デイリースポーツ

「大相撲九州場所・千秋楽」(24日、福岡国際センター)

 大関琴桜が結びの一番で豊昇龍を下し、初優勝を飾った。NHKの中継では向正面の解説を務めた舞の海氏が発した一言に相撲ファンの大きな感動を呼んだ。

 実況アナから総評を求められると唐突に「お父さんの佐渡ケ嶽親方、先代の琴桜関、そして今場所天国に旅だった北の富士さんも喜んでいらっしゃると思います」と語った舞の海氏。実況アナも「そうですよね」としみじみと受けた。

 先代琴桜と北の富士さんにはある歴史がある。1973年7月の名古屋場所で先代が横綱として優勝を成し遂げた際、決定戦で破ったのが北の富士さんだった。祖父のライバルだった名力士が今場所中に急逝。さらに舞の海氏と北の富士さんはNHK中継の解説でも面白いやり取りを繰り広げてきただけに、特別な思いがあった模様だ。

 「感極まって涙するシーンも多い中、まったくなかった。琴桜に頼もしさを感じた。あくまでも通過点で上を目指していることを感じた」と琴桜を評した舞の海氏。ファンも「舞の海さんが北の富士さんの話題 泣ける」「今回ほんと涙腺にきすぎる」「琴桜の優勝。絶対北の富士さんは手を叩いて喜んでいる思います。ほら俺が言っただろ?って。あー泣ける」「北の富士さんにも見せてあげたかったなぁ……」とXに思いを記していた。

北の富士vs琴櫻 (昭和47年十一月場所)
kotozakura
新大関誕生!琴ノ若 親子の夢 SUMO
鎌谷将且くん特集 祖父・琴櫻の定年と、父・琴ノ若の引退
佐渡ケ嶽親方が人目気にせず号泣「今日だけはちょっと親でいさせて」息子で弟子の琴桜が初優勝
初優勝を飾った琴桜(中央)は千秋楽パーティー会場で関係者の祝福を受けながらお祝いの鯛を持ち上げる。右は父であり師匠の佐渡ケ嶽親方、左は母でおかみの真千子さん(撮影・小沢裕) © 日刊スポーツ新聞社

元大関・琴風の中山浩一氏、NHK専属解説者に

2024-11-08
元大関・琴風の中山浩一氏 © スポーツ報知/報知新聞社
休養中の北の富士さん&舞の海さんと大相撲中継盛り上げ

元大関・琴風の中山浩一氏(67)=スポーツ報知評論家=がNHKの大相撲中継の専属解説者になることが7日、明らかになった。同氏は今年の夏場所前に「尾車」の年寄株を元幕内・琴恵光に譲渡、同時に日本相撲協会を退職していた。九州場所は初日を含め4度の出演が見込まれている。

 NHKによると、今後の大相撲中継は休養中の北の富士さん、中山氏、舞の海さんの3人と現役の親方衆で盛り上げていくという。中山氏も「これからも微力ながら大相撲の魅力を多くのファンに伝えていきたい」と話していた。


【 大相撲の巻】

横綱大の里が休場

2025-11-23
取り組みを終え引き揚げる大の里=22日 © (C)デイリースポーツ
豊昇龍は不戦勝

 「大相撲九州場所・千秋楽」(23日、福岡国際センター)

 横綱大の里が休場を届け出た。3敗で賜杯争いトップに横綱豊昇龍、関脇安青錦と並んでいた。結びで対戦する豊昇龍は不戦勝となる。

 この日、審判部の仕事を終えた師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)が大の里について「出ない。休場」と報道陣に語った。

 安青錦は大関琴桜との取組に勝てば、豊昇龍と優勝決定戦となる。安青錦が敗れれば、相撲を取らず優勝が決まる異例の事態となる。

 大の里は14日目の琴桜に寄り切られた後、左肩を気にするそぶりを見せていた。

大相撲 若元春ー豊昇龍<令和7年九州場所・6日目>SUMO

2025-11-15
「少しは入れとかないと」横綱・豊昇龍に師匠が注文 大相撲九州場所、若元春の"奇襲"に屈した背景は

大相撲九州場所は14日、6日目の取組が行われた。結びの一番となった西横綱・豊昇龍対西前頭2枚目・若元春戦では、2日連続で"注文相撲"が飛び出した。

豊昇龍は4勝1敗、若元春は1勝4敗で迎えたこの一番は、先に地面に手をついた若元春に対し、豊昇龍は手をつけた瞬間に鋭く前に出た。するとこの直後、若元春は豊昇龍の背中を押さえつつ左方向に変化。豊昇龍はほぼ何もできずに両手を地面につき、決まり手はたき込みで若元春の勝ちとなったが、場内は騒然とした雰囲気に包まれた。

「もっと自分本位でいい」

2025-08-03
【名古屋場所】大の里 40歳・玉鷲に完敗…元琴奨菊が感じた〝違和感〟

まさかの完敗だ。大相撲名古屋場所10日目(22日、愛知・IGアリーナ)、新横綱大の里(25=二所ノ関)が幕内玉鷲(40=片男波)に屈して歴史的な金星を配給。新横綱ではワーストに並ぶ3個目の金星を与え、優勝争いから大きく後退した。元大関琴奨菊の秀ノ山親方(41=本紙評論家)は、結びの一番で勝敗を分けたポイントを分析。大の里の課題を指摘した

豊昇龍が3日連続で金星配給

2025-07-16
行事軍配差し違えとなり、口惜しそうな表情を見せる豊昇龍(撮影・坂部計介) © (C)デイリースポーツ
4日連続なら94年ぶりの不名誉記録に 八角理事長「気持ちしかない」

「大相撲名古屋場所・4日目」(16日、IGアリーナ)

 横綱豊昇龍が阿炎に押し出され、若元春、安青錦に続き3日連続で金星を配給した。場所前に痛めた左足親指の状態がよくない模様で、新横綱場所だった今年春場所以来の休場危機に陥った。金星配給は昇進3場所で8つ目となり、綱の権威が損なわれる事態となった。

 3日連続の金星配給は昨年春場所の照ノ富士以来。5日目の相手は王鵬で、4日連続で金星を配給すれば、1931年宮城山以来94年ぶりの不名誉記録となる。支度部屋で豊昇龍は取材に応じず、少し左足を気にしながら会場を後にした。

 八角理事長(元横綱北勝海)は「気持ちしかない。若元春に負けた一番が大きい。勝てる相手に負けて、流れが悪くなっている。いいときは気持ちが強いけど、悪い時にね。この数場所、序盤がカギ。動きで勝つ人は、自分の調子が上がるまでが難しい」と奮起を促した

豊昇龍(左)が押し出しで阿炎に敗れた(カメラ・馬場 秀則) © スポーツ報知/報知新聞社

《白鵬が去って「一強体制」と思いきや…》

2025-07-07
組織が割れかねない“内紛”の火種(八角理事長)
八角理事長にまさかの落選危機

元横綱の白鵬翔氏(40)が退職し、相撲協会は八角理事長(元横綱・北勝海、62)の「一強体制」になったと見られてきた。ところが、自身を脅かす存在を“排除”した後には、組織が割れかねない“内紛”の火種があった。
最初12345

巨人、大鵬、卵焼き・・・という時代がありました。

昭和28年 昭和32年 カラー映像 大相撲 鏡里 東富士 朝潮

2025-06-04

「国技館に悲鳴が…」「驚異の視聴率65.3%」伝説の横綱・千代の富士に、なぜ国民は熱狂したのか?

2025-04-05
昭和56年初場所大相撲エンディング(千代の富士初優勝、北の湖との決定戦、貴ノ花引退)
元NHK名物アナが「大将」と酒を酌み交わした夜 藤井康生 によるストーリー より

40年にわたって大相撲中継の実況を担ってきた元NHK・藤井康生アナウンサー。“相撲中継の生き字引”とも評される名物アナが大相撲史をまとめた著書『大相撲中継アナしか語れない 土俵の魅力と秘話』(東京ニュース通信社、2025年3月発行/発売元:講談社)から、全5回に分けて選りすぐりのエピソードを抜粋掲載します。千代の富士・後編では、驚異の視聴率を叩き出したウルフフィーバー絶頂の時代を振り返ります。昭和56年一月場所、大関昇進を懸けて横綱・北の湖との優勝決定戦に挑んだ――。【千代の富士編・全2回/前編から読む ※朝青龍vs白鵬の名勝負編も後日公開予定】
大相撲 1981 - 1983 / 千代の富士時代 / S.56.1 - S.58.11

歴代の名横綱と強さの記録

2024-05-27
歴代の名横綱と強さの記録

大鵬と双葉山と貴乃花、そして千代の富士

2025-02-05
横綱 大鵬 45連勝(全45番映像)
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千代の富士53連勝でストップの瞬間(昭和63年九州場所)
昭和63年九州場所千秋楽結びの一番、千代の富士-大乃国戦。途中の仕切りはカット済。大相撲史上歴史的な一番です。

[横綱]

2025-01-27
【相撲ヒストリー】双葉山-没後50年を迎えて
【大相撲】歴代横綱人気ランキングTOP10!
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ひげの伊之助・・・

2025-12-08
西日本新聞 2025.12.08朝刊です
横綱土俵入り ヒゲの伊之助の姿も  1950年代後半
ひげの伊之助 0:15~ & 1:52~

大相撲名勝負 双葉山 対 安藝ノ海 双葉山を69連勝で止めた大一番

2025-12-08
双葉山-安藝ノ海
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