ちょっといい話【親鸞編】

仰せを蒙りて【文字データ編】

「大谷大学のあゆみ -大学の前身・学寮の時代-」

2024-07-28
2005年度春季企画展
2005年度春季企画展
「大谷大学のあゆみ -大学の前身・学寮の時代-」
大谷大学の歴史は、1665(寛文五)年の学寮創設に始まります。すなわち大谷派の末寺子弟の教育機関として東本願寺の別邸渉成園(枳殻邸)内に学寮が設けられたのが最初です。その後学寮は順次施設も整備され、敷地も移転して、1715(正徳五)年に初代講師となった光遠院恵空の時期には学問は特に隆盛となります。その後もさかんな研学の要求に応え、更に高倉魚棚の地に移転して学寮の規則や、講師・嗣講・擬講の講者(教員)制度、監寮・上首・寮司などの職員制度を定め、所化(学生)の指導にあたりました。この学寮は高倉学寮と呼ばれ、明示末年まで存続し重要な役割を果たしました。 この学寮は近代に入り漸次学校制度に発展し、貫練場・貫練教校と改称してゆきます。さらに1882(明治15)年には名称も大学寮と改め、機構・制度も改編して東本願寺の宗学に加え、広く一般の学問教育をも行い、やがて真宗大学・真宗大谷大学・大谷大学へと発展してゆく基盤となりました。
 一方、明治の日本近代化に際しては、仏教界にも大きな変革が要求され、排仏毀釈の問題や、キリスト教の問題に対応するため、1868(慶応四・明治元)年には高倉学寮の分場として護法場が設けられ、国学・儒学・天学(天文地理)・洋教(キリスト教)の四科が教授されることとなりました。ここで広い教養に基づき仏教を学ぶという、現代にも通じる基本方針が立てられたとも言えます。しかし、改革を喜ばない守旧派の刺客によって、護法場の総管であった闡彰院空覚が暗殺されるという衝撃的事件により護法場は事実上終焉を迎えることとなりました。
 今回の展示では、これら大谷大学の前身である学寮の時代に焦点をあて、【高倉の学寮】【近世宗学の形成】【維新期の護法場】の三つの視点から関係する資料を展示します。大谷大学の歴史だけではなく、近代的教育の前史を見ることにもなろうと思います。

2023年度春季企画展 大谷大学のあゆみ 大学の前身 学寮の時代

2023-04-06
開催にあたって
大谷大学の前身である東本願寺の学問機関「学寮」は、江戸時代の寛文5年(1665)、東本願寺飛地境内の渉成園(枳殻邸)内に創設されました。宝暦5年(1755)に高倉の地に移転してからは「高倉学寮」と称され、江戸時代の宗学研究・研鑽の場として隆盛し、全国寺院子弟らの教育の場として発展しました。
 
明治維新期には、激動の時代の要請に応える「護法場」が設けられ、国学・儒学・天学(天文地理)・洋教(キリスト教)などを広く研究したうえで、仏教を学ぶ場となりました。
 
本展覧会は「学寮の創設と高倉移転」、「講師と近世宗学」「維新の動乱と護法場」の3つのテーマで構成しています。大谷大学の基礎を築いた先学たちの尊い営みの一端を感じていただければ幸いです。

「固執」が悪いのです。

2022-12-28
facebook Yasuda Rizinさん曰く
1572

だから
分別そのものが悪いという意味ではないのです。
分別そのものは、別に悪いものではないでしょう。
ただその「固執」が悪いのです。
分別が悪い、
無分別のほうがいいと言ったって、
そうはならないのではないかね。

本願が働く場所

2022-12-24
facebook Yasuda Rizinさん曰く
1568
そうして妄想が取れれば、
そこにある現実は
何かというと
宿業の身が残っているだけです。
実は
その宿業の身が
本願が働く場所なのです。
自心は働くのを拒むのです。
そうでしょう。
現実の大地、宿業の身が大地です。
足が地に着いたのです。
これを離れたら全部観念論です。
喜んで死ぬる
1567
たすからない身であると言ったなら、
その時たすかろうとしていた自身が死ぬるのです。
ただ押し込まれて死ぬるのではない。
喜んで死ぬるのです。
自心が妄想であったということが知らされるのです。

「曇鸞大師の生涯とその教え」

2022-12-09
2022年12月8日 2022年度 仏教講座⑯「曇鸞大師の生涯とその教え」
2022年度光明寺仏教講座『正信偈を読む』の16回目「曇鸞大師の生涯とその教え」の動画です(2022年12月8日開催)。 
『正信偈』の曇鸞章をお話するに当たって、曇鸞大師に関して全体的にお話した内容になります。
 受講できなかった方や、復習用として活用していただければと思います。
 下記の時間表記をクリックすると、そのセクションに飛びます。 ご興味のところだけでもご覧ください。 また、この欄の下のURLから、レジメのPDFもダウンロードできますので、ぜひご活用ください。 また、講師である三浦真証の書籍については、仏教教育出版HP(https://buddhism879.wixsite.com/websi... 
~ 目次 ~ 
① 曇鸞大師の生涯について  ア、曇鸞大師の生きた時代「南北朝時代」〈0:02:42〉  イ、北魏という国〈0:15:07〉  ウ、帰浄までの曇鸞大師〈0:25:54〉  エ、菩提流支との出会い〈0:42:16〉  オ、帰浄後の曇鸞大師〈0:51:25〉 
② 曇鸞大師の著作〈0:58:12〉  ア、『往生論註』について〈0:58:18〉  イ、『讃阿弥陀仏偈』について〈1:00:43〉  ウ、『略論安楽浄土義』について〈1:03:23〉 
③ 曇鸞大師に関する研究の現状〈1:04:21〉  ア、様々な背景についての指摘〈1:04:21〉  イ、地論宗との関係〈1:09:11
 ④ 曇鸞大師にとっての龍樹・天親菩薩〈1:16:25〉  ア、龍樹菩薩について〈1:17:41〉  イ、天親菩薩について〈1:24:45
 ⑤ 曇鸞大師の他力の教え〈1:32:44〉  
ア、龍樹菩薩の難易二道の引用意図〈1:33:26〉  イ、本願を根底とした浄土〈1:41:53〉  
ウ、他力と言える根拠「他利利他の深義」〈1:48:05〉 レジメ①「レジメ」 https://drive.google.com/file/d/1Mvg4... レジメ②「パワーポイント抜き刷りレジメ」 https://drive.google.com/file/d/1HmCQ... ※レジメの転用はご遠慮くださいませ。 
【講師】 三浦 真証(みうら しんしょう)  一九八一年生まれ。一九九九年に龍谷大学に入学、二〇一一年に同博士課程(真宗学)を修了し、博士(文学)を取得。同年、浄土真宗本願寺派宗学院を卒業、本願寺派総合研究所研究員として『浄土真宗聖典全書』の編纂に従事。現在は退職して自坊へ戻り、法務のかたわら龍谷大学・広島仏教学院オンライン講座講師として出講。また、自坊でも毎月「光明寺仏教講座」を開催し、YouTube(龍王山光明寺チャンネル)にて配信中。専門は真宗学・真宗史。本願寺派布教使、本願寺派輔教。 《著書》  『親鸞教義の諸問題』(共著、永田文昌堂[二〇一七年])  『真宗教学の歴史を貫くもの―江戸時代の三大法論入門―』(2018年、響流書房[電子書籍]/仏教教育出版[紙媒体])  『阿弥陀経を読む―生きる道をたづねて―』(2022年、響流書房[電子書籍]/仏教教育出版[紙媒体]) 《主要論文》  「西吟教学の研究―近世初期教学の課題―」(学位請求論文〈龍谷大学リポジトリにて公開〉[二〇一三年])  「『教行信証』伝授の一試論―寂如上人御講義を通して―」(『真宗学』一四〇号[二〇一九年])  「大瀛『横超直道金剛錍』の翻刻とその意訳(その一)」(『龍谷大学世界仏教文化研究論叢』五九号[二〇二〇年]共著)   など多数
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