【大谷派】作法と荘厳
【Face bookのページ】 真宗大谷派の作法とお荘厳
真宗本廟の仏事
【ご案内】春の法要2021
真宗本廟では、4月1日から4日まで、「春の法要」をお迎えします。また、5日には、宗祖親鸞聖人御誕生八百五十年・立教開宗八百年慶讃法要「真宗本廟お待ち受け大会・本廟創立七百五十年記念大会」を開催いたします。
本年の「春の法要」並びに「お待ち受け大会」については、このたびの新型コロナウイルス感染症拡大に鑑み、「真宗大谷派東本願寺【公式】Youtubeチャンネル」にて、インターネットライブ配信を行いますので、インターネットにてご覧くださいますようご案内します。
※感染症拡大の状況によっては、日程・行事内容等が変更される可能性がありますので、何卒ご了承ください。
春の法要 / 真宗本廟お待ち受け大会・本廟創立七百五十年記念大会 | 東本願寺 (higashihonganji.or.jp)
聖徳太子千四百回忌御正当法要が勤まりました
2月21日と22日に真宗本廟・阿弥陀堂では聖徳太子千四百回忌御正当法要が勤まりました。
大谷派では50年ごとに聖徳太子の御正当法要を勤めており、
21日は16時から逮夜法要を勤め、22日は7時からの晨朝法要、10時から日中法要を勤めました。
聖徳太子は「十七条の憲法」の中で、
一つに曰く、和らかを以って貴(たっと)しとし、忤う(さか)ること無きを宗とせよ。(略)
二つに曰く、篤く三宝を敬え。三寶とは佛と法と僧となり。(略)
と示しており、平和で争いがなく、和やかであることを大切にし、目覚めた人(仏)・真実の教え(法)・仏の教えに生きる人々の集い(僧)を敬う、という精神に基づく政治を行い、人々からあつく信仰されていたとされています。
親鸞聖人も聖徳太子を深く尊敬した一人であり、親鸞聖人が29歳の頃、20年もの間修行をしていた比叡山を降り、聖徳太子が建立したと伝えられる六角堂を訪れ、100日参篭を決意し、聖徳太子の化身といわれている救世観音から夢告を受けたと伝えられています。
また、親鸞聖人は晩年に『皇太子聖徳奉讃』(『真宗聖典』507頁~)を11首つくられ、聖徳太子への敬いの気持ちが読みとれます。
21日の逮夜法要では和讃の7首が、22日の日中法要では4首が読まれました。
聖徳太子千四百回忌御正当法要が勤まりました | 東本願寺 (higashihonganji.or.jp)
【アーカイブス】御後継決定です。
2014年4月30日更新
継承審議会において門首後継者に大谷暢裕鍵役が選定されました
4月30日、継承審議会が招集され、大谷暢裕(ちょうゆう)鍵役・開教司教が門首後継者に選定されました。
同氏は、大谷光暢先門首の弟・故大谷暢慶(ちょうきょう)氏(能明院)の長男であり、大谷暢顯門首のいとこに当たります。
2011年に鍵役及び開教司教※に就任。以来、海外開教区においては開教司教として別院住職たる門首の補佐を、また真宗本廟においては鍵役として報恩講等の法要に出仕するなどその任に当たっておられます。
≪大谷暢裕氏コメント≫
継承審議会において私が門首後継者に選定されたとのお知らせをいただき、慎んでお受けいたしました。責任の重さに身の引き締まる思いであります。
日本とは文化も習慣も異なる南米育ちの私に、そのような重責を担うことができるのかという不安はございますが、あらためて真宗の教えが、民族も国境も越え人類平等の救いを全うする普遍の大道であったことを思い知らされております。
門首後継者としての覚悟をもって聞法研鑽に励みつつ、引き続き、鍵役・開教司教として門首の補佐に務めてまいります。
≪略歴≫
1951年 8月17日生まれ
1952年 父親・大谷暢慶氏の南米開教区開教使発令に伴い渡伯
1976年 サンパウロ大学物理学部学士課程卒業
1979年 航空技術研究所勤務
1985年 サンパウロ大学にて物理学博士号取得
1992年 4月7日 得度
2011年 11月22日 鍵役・開教司教就任
院号法名 能慈院釋修明
※鍵役
真宗本廟崇敬条例の定めにより、門首が管守する真宗本廟の宗祖親鸞聖人の真影を安置する御厨子の御鑰(かぎ)の管理にあたる。
内事僧籍簿に登載されている者から宗務総長が任命し、真宗本廟の両堂に奉仕し、儀式について門首を補佐する。
※開教司教
開教条例の定めにより、開教区の別院住職(門首)を補佐する役職。鍵役の中から宗務総長が任命し、開教区の僧侶及び門徒の代表として同朋とともに真宗の教法を聞信する。
真宗大谷派の衣体(ころも)等について
作法について
御文拝読
2月21日と22日に真宗本廟・阿弥陀堂では聖徳太子千四百回忌御正当法要が勤まりました
聖徳太子祥月命日のお荘厳について
畳の構造 『畳縁(たたみべり)』とは
日常生活で出来ること
大谷派のお荘厳について
宗祖750回御遠忌仕様
大阪教区、難波別院の内陣荘厳の絵です。
今回の御遠忌記念柄の松・竹・菊柄の打敷がかけられています。
輪灯(りんとう)
お仏壇の中を明るくする照明用の真鍮製の灯火具です。
真宗大谷派においては、
真鍮の棒を丸くまげた模様の無いシンプルな丸蔓のものを使用します。
輪灯の栓は内側に向けてさすのが作法となっています。
また、輪灯を吊る高さは、
輪灯の底が花瓶の上部と同じ高さになるように吊り下げます。
瓔珞(ようらく)
金襴輪・鈴台
大谷派においては鈴ぶとんは使用せず、
金襴輪という丸い輪に金襴を巻き付けたものを使用します。
また、鈴を置く台を鈴台と言い、
大谷派では四角型をしたものを用います。
繰形により
①後平型(ごひらがた) ②八猪目型(やついのめがた) ③壼繰型(つぼくりがた)
とありますがすべて四角型をしております。